ル・コルビュジェ 国立西洋美術館
ル・コルビュジェが設計した国立西洋美術館です。
上野公園内にあり1959年に完成しています。
1階のピロティ部分より建物に入り、
中央の「19世紀ホール」から観覧がスタートします。
こちらには、ロダンの彫刻があり奥のスロープを進みながら
色々な高さで展示品を見ることができるようになっています。
上部の三角のトップライトから採光をとっています。
三角になっている壁に反射した光が下へ落ちてきます。
2階の展示室は、19世紀ホールの上部吹抜けの周囲をぐるりと周るレイアウトになっていて
この動線も、この美術館の特徴のひとつになっています。
右に見える「照明ギャラリー」からの光で
壁面の展示物を照らすようになっています。
コルビュジェは自然の光による照明ギャラリーを考えていたようですが
現在では照明器具が組み込まれています。
良い建築を見ると参考になる部分も多く
また、とても楽しいものですね。