地盤改良の施工を確認しました
こんにちは。
スタッフ 里沙です。
所長が設計させていただいた住宅の施工が始まり、
工事監理に同行しました。
今回の工程は地盤改良。
建物の基礎工事に先がけ、
地中深くの強固な地層(支持層)まで
建物の重量がしっかりと伝わるようにするための工事です。
地盤改良の工法は沢山あるのですが、
今回は地中に円柱型の改良体を複数造っていく
「柱状改良」という工法を採用しました。
完成後は建物の下の地中に、
円柱が沢山埋まっているイメージです。
改良箇所の土と固化材を
地中深くまで十分に混ぜて、
固めることで円柱が完成します。
まずは地面のマーキングと図面の照合です。
今回改良するのは全部で71箇所。
どこも構造上非常に重要な位置となるため、
寸法を測りながら確認します。
位置の確認後、試験改良体の施工に入ります。
本番として造る改良体のうち、
試験として1本だけ先に造るというもの。
セメントペースト状の固化材を土に注入し、
オーガーという円形に掘る掘削機で
地中までどんどん混ぜていきます。
掘削機が「ガリガリ」と音を立て始めたら
支持層となる砂利で構成された強い地層に届いた証拠。
地盤調査・設計の通り、約2mで支持層へ届きました。
撹拌直後の改良体。
この後、柱のように固まります。
快適さも美しさも、
安心・安全な建築であることが大前提ですね。
続いての基礎工事もしっかりと監理して参ります!
(スタッフ:里沙)
【works(浜松 磐田)】
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