こんにちは
スタッフ初瀬です。
日が沈むと肌寒くなってきましたが、
日中はまだまだ暑い日が続いていますね。
最近部屋の掃除をしていたら、
高校時代に制作した住宅自由設計の模型を発見しました。
当時は、友人と100円ショップやモームセンター等で、
外壁や屋根材に使えそうな材料を見つけに行くのも良い思い出ですが、
懐かしいものを発見すると、なかなか片付けが進まないあるあるに
まんまとハマってしまいました。(;'∀')
和楽舎設計工房でも計画建物の敷地、周辺状況を確認の上、
縮尺を合わせて模型を作り検討しています。
材料のほとんどはスチレンボードですが、建築の模型作りも奥が深い。。
最初はスチレンボードの厚みが厚いとカッターのは入りが斜めになってしまったり、
カッターの引きが悪いと、側面に見えるスチレンボードが
削れてしまったりしてしまいました。
切り方がうまくいくと材料と材料のくっつきも良くなったり
完成した見た目も良いし一石二鳥。
立体になればお客様の理解や、もっとこうした方が良いなと思う点も出てきて
より良い建物が生まれるのではないかと思います。
特に作業していて屋根の勾配は立体で見えてくるものが多いなあと思います。
図面の立面図では、正面から見た図となりますが、
実際私たちが多く目にするのは地面からであり、正面から見ることはほとんどありません。
建物が建ったときの地面の高さでの人の目線で検討できるのは立体で表す良さです。
細かい作業も怠らないことは建築設計にとって重要なことだと日々感じています。
幼いころから、何かをつくることが好きだった私にとっては
模型作り、細かい作業は得意分野な気がしています。
これからも、お客様にとってより良い建物づくりのお手伝いができるよう
精進してまいります。
▲所長にもらった立方体の角部処理が美しい模型の写真を貼っておきます。
季節の代わり目、
体調には気をつけて過ごしたいです。
(スタッフ初瀬)
【works(浜松 磐田)】
こんにちは、
スタッフ初瀬です。
9月も下旬となり涼しくなってきたと思ったら、
真夏のような暑さが続く日々ですね。(;'∀')
今回のテーマは浜松市の景観条例について。
浜松市では大規模建築物に該当すると景観条例に基づく通知が必要となります。
最近、設計業務の中で大規模建築物に該当するものが多かったので、
今日のテーマとしてみます。
大規模建築物として規定されている規模として、
新築・増築・改築・移転・外観を変更することとなる修繕
もしくは模様替えまたは色彩の変更とする建築物の
高さ15mを超えるものか、同一敷地内の建築面積が1,000㎡を超える建築物です。
最近業務で行う物件のうち、ほとんどは外壁改修工事の設計で、
同一敷地内の建築面積が1,000㎡を超えるものに該当するものが多いです。
調べたところによるとイメージとして、1,000㎡とはテニスコート5面分くらいの広さです。
浜松市の景観条例は『周辺景観の基調色に近い色相や明度とし、彩度は抑える』が基本方針です。
景観条例が適応される前の学校の体育館等の屋根は意外と派手なものが多く、
改修工事を終えたと思ったら何かが違うと思った経験はないでしょうか。
外観が塗替えによりきれいになったこともありますが、
景観条例により明度や彩度が落ち着いた色になったためかなと思います。
また、景観条例では色による規定のほか、
エアコン等の室外機や、設備配管は道路側、
不特定多数の方の目につきにくい配置とすることとあります。
見えない配置とするのがベストですが
植栽を植えて緑化を図りながら目隠しをしたり、
フェンスで目隠しをしたりという工夫もなされます。
私たちはどんな建築物でも設計をするときは
その街並みに合った外観、配置であるかを考えます。
街並みに合わせつつも、存在感がありデザイン性のある建築物をつくり
街並みをつくっていくのも建築家設計士としての使命だと感じます。
これからも自然体を大切にして設計に取り組んでいこうと思います。
ちなみに私は将来、外構にもとことんこだわった家に住みたいという密かな願望があります。
最近ではエクステリアプランナーといった資格も人気だそうで、
外構分野も勉強しようかと思います。
やりたいことが多すぎて、空回りしないように気を付けます(^^;
今月もあと一週間、頑張りましょう!
(スタッフ:初瀬)