京都・和束町に建つ築40年、木造平屋住宅をリノベーションしました。都会のマンション暮らしから緑豊かな土地への移住を実現されたお施主様。宇治茶の郷として知られる一帯には茶畑の絶景が広がります。自然や人との繋がりを満喫し個性を発揮できる、こだわりの詰まった住宅となりました。

• 【LDK】

  改修前は室内中央の柱を境に2部屋に分かれていた空間。ひとつの明るい大空間とすることで、家族や友人が賑やかに集う場に生まれ変わりました。梁や柱には、40年の歳月を感じさせるアンティークな味わいが。

• 【ダイニング廻り】

  薪ストーブの炎を眺めながら食事ができる空間。山あいで底冷えしがちな室内を芯から暖めてくれます。

• 【キッチン廻り】

  腰窓があったキッチン奥の壁は開口を拡げ、外部に出られるテラス窓を設けました。外部は静かな裏庭。北側の穏やかな光のもと、季節の花や木々が風にそっと揺れています。

• 【外観】

  茶畑の山を臨む高低差がダイナミックな敷地です。本プロジェクトではLDK空間の改修に加えて一部を増築し、半露天風呂をはじめとした水回り空間を充実させました。

• 【浴室】

  庭の木々が眺められる半露天風呂。浴槽は隣町・信楽町でオーダーした信楽焼です。柔らかな質感が心身を癒します。

• 【庭】

  浴室外の庭の様子。砂利は奈良県の職人さんが分けてくださった奈良・御所（ごせ）町の「御所砂利」。明るく上品な色合いです。

• 【洗面・トイレ】

  奈良・吉野杉の一枚板カウンターをはじめ、野性的かつ趣ある素材を随所に取り入れています。手洗いボウルにも洗面はウッドストーン、トイレは信楽焼とクラフト感あふれる素材をそれぞれ選定。

• 【広縁】

  北側の庭とは趣を変え、開放的な眺望の南庭に面した空間。今回の工事で、庭に直結した大きなウッドデッキを設けました。

• 【ウッドデッキ】

  周囲より土地が高く見晴らしの良い南側ウッドデッキ。毎日茶畑の山に抱かれた絶景が臨める一等地です。
  お施主様は、この場所で休日の朝食を楽しまれているそうです。

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