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自然エネルギーを存分に活用した設計により、「夏は涼しく冬は暖かい」環境を設備機器に極力頼らず実現させた住宅の計画案です。
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夏は十分な軒の出や豊かな植栽、ガラリ戸、障子で日射を遮蔽。さらに十分な自然通風を確保することで避暑地のような自然な涼しさが得られます。
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一方で冬は窓際の落葉樹の葉が落ち室内に十分な日照が得られることを利用し、床には蓄熱層を計画。夜も蓄熱分や障子の断熱効果により穏やかに過ごせます。
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浜松ならではの気候条件として、冬の強烈な西風「遠州のからっ風」対策も欠かせません。敷地西側に防風生垣を張り巡らせることで屋内への冷たい風の侵入を防ぎます。
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設備面では雨水タンクや太陽熱温水システム等、家庭内インフラの補助として自然エネルギーを活用できる設備を積極的に採用しています。
Works
建築家が創る心地よい家
作品集
浜松市エコハウスモデル住宅【計画案】
2009年 浜松市設計者選定プロポーザル 入賞
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竣工年
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構造
木造 2階建
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規模
140.35㎡(42.5坪)