ショパンとドラクロワに思うコロナ渦
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こんにちは、スタッフ初瀬です。
今年もよろしくお願い致します。
今日は私が感動した建物について。
堀部安嗣氏の設計した納骨堂です。
屋根勾配1.5寸、、、
こんなにも勾配は緩い建物初めて見ました。
建物を見つけた瞬間、感動的で心を奪われました。
また、周辺環境にも馴染んでいて何も否定しないがぴったりの建築物でした。
和楽舎では建築物を検討する際、スケールを合わせて外観など模型で検討しています。
周辺の建物も入れた周辺模型なら、
実際に見える目線で見えたり、周辺環境も意識して設計できます。
いつも作成しながら勉強になります。
新しく建つ建物に意味があり、周辺環境などに違和感のないものになるような設計をしたいです。
以前、堀部氏はオンラインセミナーで「感じたことのないものはつくれない」とおっしゃっていました。
納骨堂に訪れたことは良い財産になりました。
(スタッフ:初瀬)
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こんにちは。
スタッフ里沙です。
最近読んだ「色」の本が、
とても面白かったので紹介します。
こちらです。
「配色の教科書」
(色彩文化研究会/監修:城 一夫 氏)
歴史上の学者やアーティストが、
「美しい配色」について残した持論が図解されています。
なかには
ピタゴラス、アリストテレスにニュートン、ゲーテ…
一見カラーやアートと無関係と思われる面々も。
これは19世紀に「科学」という概念が生まれるまで、
色や光、音、力学などは「自然哲学」として
ボーダレスに研究されていたことに由来するようです。
文学者として知られるゲーテも哲学や絵画に精通し、
晩年は生涯最高の著作と自負する「色彩論」を発表しています。
今回は、そんな数々の偉人の中でも
ニュートン、ゲーテの著作と並び
「色彩の3大古典」とされる「色彩の同時対比の法則」の著者、
シュブルールが定義する「調和する色」について、
いくつかご紹介します。
“1次色の2色の組み合わせは、
1次色と2次色との組み合わせより、
対比の調和としてよくなる。”
“有彩色2色の組み合わせがよくないとき、
白で分離するとよい。”
“灰色は、一方が鮮明色もう一方が濃暗色と組み合わせると、
白や黒よりよい組み合わせをつくりうる。”
いかがでしたでしょうか?
△から〇の色合わせに変えると、
色がきれいに見える気がしませんか?
建築で色合わせを行う際には、
「飽きが来ない」ことも需要な評点となってきます。
日本古来の繊細かつ複雑な色合わせも
普遍的な美しさを感じさせますよね。
「美しい配色」には多方面で捉え方があり、
答えは1つではありません。
実際に理にかなった法則は古今東西に沢山ありますが、
いずれも
「宇宙が奏でる美しい音楽のようなもの」
という共通の真理があるということが、
この本を通じてわかってきました。
とても奥深い色合わせ。
建築を通じて
関わった方々にいろいろなご提案ができるのが、楽しみです!
(スタッフ:里沙)
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