こんにちは。
スタッフ里沙です。
キンモクセイの季節になりました!
自宅のキンモクセイも、
華やかな色と香りで楽しませてくれています。
このキンモクセイは、なんと樹齢約60年。
一緒に暮らす78歳の義母が、
新婚時代に「結婚記念樹」として購入したものなのです。
家を建て替えても、思い出のキンモクセイだけは毎年毎年、
この土地で咲いてきたのだそう。
苗木は「鴨江観音」のお彼岸、「お鴨江まいり」で購入したとのこと。
今も毎回出店が並び、浜松市内でも有名な行事ですが、
当時はさらに賑やかでデートスポットにもなっていたようです。
この60年で、人間を取り巻く環境は大きく変わりました。
それでも同じ場所で、美しさを増しながら咲き続けるキンモクセイに、
畏敬の念すら抱きます。
※キンモクセイは、日当たりと風通しが良く温暖な環境が適しているとのこと。
浜松の気候は、キンモクセイの生育にとても合っているのだと思います。
ちなみに
自宅は代表・山崎の設計した自邸。
↓
新築当時は「静岡県住まいの文化賞」を受賞し、
今、築20年を迎えようとしています。
最大で8人住んでいた家族構成も変化し、
今は78歳の母と夫婦の3人暮らし。
20年経った今でも
冬暖かく夏涼しい、明るく穏やかな住宅です。
変わらない幸せも、
変わることで生まれる価値も。
どちらも大切にできる建築を
世に送り出すのが、建築に携わる者の役割だと思う日々です。
こんにちは。
スタッフ初瀬です。
以前、田舎の祖父母の家に行った時のこと。
祖父は外壁仕上げ等をする左官屋さんでした。
私は最近までそのことを知りませんでした、、
そんな祖父母の家にはレトロなタイルが!!!
最近では敢えてレトロ、アンティークが流行っている気がするけれど、
昔に作られたタイルがまだありました。
「もう終活するで捨てるだよ~」なんて言っていましたが
私からしたら勿体ない!
ただし何に使えるか、、
などと考えたけど、、
とりあえず興味本位でモルタルの上に並べて固めてみようと思いました。
なので、
ホームセンターでインスタントモルタルを買って施工してみました。
市販のインスタントモルタルと水のみ!簡単\(◎o◎)/!
型に流し込むのは意外と大変、、
思うように平らにならないし、凸凹だし、難しい。
普段、施工に携わることはありませんが
一つ一つの工程にとてもありがたみを感じます。
室内に置くには重そうだけど、
自分の部屋の観葉植物置き場にしようと思います(゜゜)
さらに!タイルを切断する道具までまだありました。
電動で大層な機械が登場するのかと思いきや、
意外とコンパクト。
付属している刃で、うっすら線とつけて梃子の原理で切断!
一度刃を引いて付いた線だけなのに、私でも簡単に切れたのです。
簡単に切れすぎてビックリするほど。
そして、何十年も前に使っていたものなのに今も使える物持ちの良さ。
私には祖父母の家が宝箱のようでした。
父も母も建築業界で働いてるわけでも興味があるようでもないのに
私がなぜ建築業界に憧れ始めたのかは少なくとも祖父の血を継いだのだなと思いました。
最近では何かと電子化、電動化されているからこそ、
電気を使わず手動で使うものが面白くて興味深かったです。
今のうちに昔話をもっと聞いて知識を増やしたいです。
私の興味本位DIY、目地埋めなどまだ続きそうです。
目地の幅、深さ、色など、目地が与える影響について研究しようかと思います。
今度は何を作ろうか、、
しっかり設計して何かもっと実用的なものを、、
設計事務所勤務なのに今回は気ままに作業したけれど、
実用的で納得のいくものをつくるには設計が一番大事なんだと実感しました。
やっぱりものづくりって楽しいですね。
(スタッフ初瀬)
こんにちは。
スタッフ里沙です。
すっかり秋めいてきましたね。
最近、「にっぽんの色」に
すっかり魅せられています。
色の名前には季節の植物や気象をはじめ
森羅万象が絶妙に反映されていて、
それぞれにとても素敵なのです。
「暦生活」さんのサイトがキレイでわかりやすくおすすめです。
(写真は公式サイトよりお借りしました↓)
グレイッシュカラーは最後に「鼠(ねず)」とつくことが多いようで、
私の好きな色は商都・大阪の地名からとった
「浪速鼠(なにわねず)」という色だとわかりました。
ちなみに「10月の色」だけでも、なんと30超!
同系色が多い中、この呼び分けは圧巻です。
和楽舎の色はというと、同じく秋の色で
「赤朽葉(あかくちば)」
という名前でした。
紅葉した葉を表し、平安時代は貴族の秋の装束に用いられたようです。
何となく背筋が伸びる想いです。
秋が深まるにつれ、
自然界で感じられる色も刻々と変わってきています。
こんな時勢だからこそ
色に命名し日常を彩ってきた先人たちに感謝して、
私も季節の移ろいを楽しもうと思います。