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こんにちは。

スタッフ里沙です。

 

突然ですが、私の趣味はマラソンです。

各地のフルマラソンの大会にも毎年何本か出ているのですが、

浜松に移住して、まだ4か月の今年。

練習も大会も、例年よりかなり控えめでした。

 

そんな先日、ついに浜松でもマラソンデビューを果たしました!

 

IMG_8085.PNG

 

浜松シティマラソン

所長も、マラソンデビューとなりました。

 

ランナーも多く、お天気も良く、

この日は浜松名物の「からっ風」もなく。

とても気持ちの良いランでした。

 

やっぱり仲間と走ると、楽しさも倍増ですね。

入所したての私ですが、

ゆくゆくは、和楽舎にマラソンチームを作りたいと企てています!

 

内装工事 壁編

2019/02/18

クリニック,磐田市 なごみクリニック様

浜松の設計事務所 和楽舎設計工房です。

 

工事の様子をお伝えしている磐田市のクリニックですが、

内装の段階に移り、だんだんと仕上がりが見えてきました。

 

内装の計画では

インテリアコーディネートはもちろん、外装とのつながりを大切にしています。

 

ブログでもご紹介した外壁のタイルは、

入口すぐの風除室にも貼り、やわらかで明るい素材感を引き続き感じられるように。

P2130003.JPG

 

そして建物奥の木目の「ブロック」については、

同じ外装サイディングを内部待合室にも用いることで

勾配屋根の内部が、外の「ブロック」に直接合わさって見えるような仕掛けを作りました。

P2130005.JPG

※この部分を外部から観た写真です↓

P2060010.JPG

 

 

内装、造り付け家具、設備と、完成へ向け着々と工事が進んでおります。

また続報をお伝えいたします!

 

 

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 夢をかなえるお手伝い 住まいの設計パートナー
  和楽舎 設計工房   山 崎 正 浩
 浜松市東区中田町121 1F
 Tel:053-466-0555 Fax:053-466-0558
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足場が取れました!

2019/02/09

クリニック,磐田市 なごみクリニック様

浜松の設計事務所 和楽舎設計工房です。

 

タイル工事を進めていた磐田市のクリニック。

外壁工事を終え、ついに足場が取れました!

これより、いよいよ内装工事に入ります。

 

P2060004.JPG

 

高さや形に変化を持たせた外観は、

見た目にリズム感をつける役割もありますが、

快適な内部空間、そして周辺の建物との関係を考慮し、

総合的に作り出した結果、生まれたものです。

 

これから仕上げていく内部空間には、

光や視線の入り方、動線の流れなど、

この建物の形だからこそできる工夫が詰まっています。

 

内装のレポートも、どうぞお楽しみに!

 

 

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 夢をかなえるお手伝い 住まいの設計パートナー
  和楽舎 設計工房   山 崎 正 浩
 浜松市東区中田町121 1F
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「輪郭」をつくるタイル目地

2019/01/31

クリニック,磐田市 なごみクリニック様

浜松の設計事務所 和楽舎設計工房です。

 

建設が進んでいる磐田市のクリニック。

外壁のタイルも、着々と貼られています。

 

昨年4月に行った大阪のショールームの中でも、

温もりある質感が際立っていたアイボリーのタイル。

年が明けた今、いよいよ施工となりました。

IMG_3749.JPG

 

 

P1300005.JPG

 

 

この後は、タイルの間に目地を埋めていきます。

目地というと付属的な存在と思われがちですが、

実はこれが建物全体をまとめる重要な要素に。

色や素材感、目を埋める深さまで、

何度かに分けて詳細に検討していきます。

 

外装材の検討は、必ず屋外で行います。

実際の建物と似た日当たりの得られる環境に置いて初めて、

室内の照明の下では見きれなかった色味やニュアンスが見えてくるからです。

 

まずは色の系統決めから。

ホワイト系とブラック系に塗り分けてもらったサンプルを用いました。

PB140011.JPG

 

建物の柔らかなデザインに合うよう、

色味はホワイト系に決定です。

 

方針が決まったら、

いよいよ詳細の決定へ。

 

目地の素材は、上の写真のようなツルリとした素材ではなく、

実際にはタイルの質感に合わせ粗目の素材を選びました。

 

そして、色と深さの検証です。

 

blog1.jpg

写真左がホワイト寄り、右がグレー寄り。

左右共、上が目地浅め(沢山埋める)、下が深め(あまり埋めない)です。

 

今回は、写真左下、

ホワイト 深め目地

という結論を出しました。

ソフトながらしっかりめの縁取り効果が出て、

タイルの質感を一番際立てると考えたからです。

 

TM-1.JPG

目地検討用.jpg

 

全体に占める面積の狭い目地ですが、

このように

建物の「顔」である外壁の「輪郭」をつくる大切な存在なのです。

 

外装も内装も、

設計指針やお施主様の方針・嗜好、

そして周辺環境までを総合し、

メリハリと調和のバランスを取りながら決定します。

 

 

全体の完成も、いよいよ見えてきました。

クリニック全貌のお披露目を、どうぞお楽しみに!!

 

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 夢をかなえるお手伝い 住まいの設計パートナー
  和楽舎 設計工房   山 崎 正 浩
 浜松市東区中田町121 1F
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こんにちは。

スタッフ里沙です。

 

先日は休日を利用して、名古屋市美術館

「アルヴァ・アアルト ―もうひとつの自然」 展

に行って来ました。

 

看板.jpg

 

アアルトは北欧フィンランドの建築家。

建物だけでなく、

彼のデザインした家具や雑貨も

今やインテリアの定番となっています。

 

美術館の一角にも、

ヒット商品である椅子が置かれていました。

家具.jpg

椅子.jpg

 

私の持っているアアルト作品は、

フィンランドの湖をイメージしたという花瓶

サヴォイベース

ざっくりとお花を挿しただけでも絵になる

流線型のデザインがお気に入りです。

アアルト ベース.jpg

※画像:ittalaホームページより

 

展示では、丸太がくり抜かれた花瓶の「型」も観ることができました^^

 

 

さて、

展示室の中には

アアルト直筆のスケッチや図面のほか、

彼の設計した医療施設

「パイミオのサナトリウム(1933年)」

の再現病室が。

 

写真撮影はNGでしたが、

「医師の白衣がひっかからないドアノブ」など

建具や家具、照明、設備に至るまで

利用者をとことん研究し設計されたディテールには

ただただ圧巻の一言でした。

 

 

公共建築に住宅、

家具、照明、雑貨、ポスター・・・

 

彼のデザインした作品は多岐にわたりますが、

どれも

素朴 × モダン

柔らかさ × シャープネス

大らかさ × 緻密さ    など

相反する要素が絶妙なバランスで成り立っていて、

80年以上経った今でもやっぱり新しさを感じました。

 

 

彼の愛した言葉に

「建築家はオーケストラの指揮者である」

というものがあります。

 

様々な素材を指揮して、

その土地の空気感や建物を使う人に

ぴったりと合った作品を創り上げるのが

彼の定義する「建築家」なのだそうです。

 

「美しさ」とは、

様々な要素の調和がとれて

誰もがしっくり来ている様子を言うのだろうなぁと、

改めて実感しました。

 

この日「充電」したことを、

日々の業務にも活かしていきます!

 

 

(スタッフ:里沙)