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名古屋で研修

2019/04/02

スタッフ里沙です。

 

桜の蕾がほころび始めた先日、

所員の皆で名古屋へ研修へ行きました。

普段はなかなか見られない

建材や家具、建築の見学が目的です。

 

 

名古屋駅を降りて最初に向かったのは

「大名古屋ビルヂング」。

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ガラスの外壁のデザインは、

2020東京五輪のエンブレムで知られる野老(ところ)朝雄氏。

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一見すると

1枚1枚のガラスがランダムに配置されているように見えますが、

これらは人間が快適に感じると言われる自然界のリズム、

「1/fゆらぎ」

に基づき配置されているのだそうです。

ビルのデザインコンセプト

「緑の丘に立つ大樹」が、

リズムという形でも体現されていました。

 

建物の設計はデザインコンセプトを見出すことから始まりますが、

様々な方向に拡散するキラキラとした光に、

基本の大切さを見せられた想いでした。

 

 

そして、ショールーム巡りです。

輸入ものを中心に、こだわりの建材が揃う

アドヴァン様。

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バリエーション豊富なタイルの

名古屋モザイク様。

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輸入壁紙等、インテリアの情報収集に

ツカサ様。

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実際に目で見て、手で触り、足で乗ってしかわからない質感を

しっかりと感じてきました。

 

 

道中では、所長による

鉄骨の構造レクチャーも。

「オアシス21」では

屋上まで上がって景色も堪能。

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夕方は、家具のアルフレックス様、系列のモルテーニ様で

新製品プレゼンテーションに参加させていただきました。

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実際に店内の一通りのチェアやソファにも座り、

高さや幅、奥行、硬さ・柔らかさ等を体感。

 

パーソナルソファを例にとると、

身体の小さな私にとっては

座面の奥行が80cm以上のものでは

リラックス体勢が取れないのですが、

70cm以内なら自分に合うものが格段に増えることを再確認しました。

一方で背の高い同僚は

80cmくらい奥行があった方が伸び伸びとできるようで、

座り姿も優雅に見えました。

 

また、ショールーム全体を見渡すと

部屋の広さとソファ・テーブル等の大きさとのバランスも

どの程度が適切か、目で認識することができました。

 

お部屋やお施主様の状況に応じて、

ご提案のバリエーションも色々と考えられそうです。

 

 

1人での見学では

新しい発見も自分の知識や感覚の範囲に限られがちですが、

皆で行くと興味や注目のポイントも人それぞれで、

とても刺激の多い一日でした!

 

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                                  (スタッフ:里沙)

 

なごみクリニック様オープン

2019/04/01

クリニック,磐田市 なごみクリニック様

浜松の設計事務所 和楽舎設計工房です。

 

 

年度末にお引渡しを終えた磐田市のなごみクリニック様。

4月1日に晴れてオープンされました!

 

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照明がきれいに映える、早朝の外観写真です。

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周囲は随所に自然を感じる閑静な住宅街。

そんな周辺の環境に呼応するように、

お庭の緑や太陽の光が感じられる空間に仕上がりました。

 

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【待合室】

 

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【吹抜と受付】

 

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【診察室】

 

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【中庭】

 

 

視線や音などのプライバシーはきちんと守りながら、

内部は明るく優しい空間。

院長先生のお人柄が反映された、

ほっと安らげるクリニックが完成しました。

 

 

なごみクリニック様。

改めまして

ご開院おめでとうございます!

 

 

なごみクリニック様HPはこちら

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 夢をかなえるお手伝い 住まいの設計パートナー
  和楽舎 設計工房   山 崎 正 浩
 浜松市東区中田町121 1F
 Tel:053-466-0555 Fax:053-466-0558
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手書き図面

2019/03/28

最近久々に手書き図面を書きました。

 

最後に書いた手書き図面は高校生の時なので、

約1年ぶりです。

 

今回挑戦したのは、手書き図面の模写です。

まずは、平面図。

20分の1の縮尺なので細かいところまで表現できます。

線にムラができないようにペンを回して線を引いていきます。

 

最初に通り芯、柱、壁、それから家具等

通り芯は、正確になるべく薄く細い線を意識して書きました。

柱や壁は断面線になるので濃く太い線を書きました。

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次に断熱材、フローリングなどのハッチングです。

薄く細い線を均等に引いていきました。

1本1本手書きで書いていると、

普段パソコンで書くCADの存在のありがたみを感じました。

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ここまで来たらあとは寸法と文字。

 

 

書き込みは大切ですが、

その書き込みで逆に見づらくならないように気を付けました。

実務でも気を付けている部分です。

線と文字が被っていないか、寸法線の間隔もしっかりと合わせます。

 

そしてついに完成。

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書き上げた時の達成感がとても気持ち良いです!

 

 

 

こう見るとやっぱり線の太さがとても重要と再確認します。

 

1本1本、手書きで書くことによって、書かれている内容、

寸法を測って書こうとすると他の図面も見るので、より理解力が増しました。

勉強するのは、自分の手を動かすことが1番だと思いました。

 

そして書き始めたら楽しくて、

普段はパソコンなので手書きは新鮮で良い気分転換にもなりました!

 

CADでも手書きでも更に見やすい図面を書きます!

 

                                                  (スタッフ:初瀬)

竣工しました!

2019/03/15

クリニック,磐田市 なごみクリニック様

浜松の設計事務所 和楽舎設計工房です。

磐田市「なごみクリニック」様の竣工を迎えました!

 

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現在は、外構工事の施工中です。

 

内部には家具や什器も入り、

お引渡しを完了しました。

 

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↑待合室・受付

 

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↑診察室

 

 

柔らかな質感の素材を多用し、優しい癒しの空間になるようコーディネートしています。

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この後の外構工事では植栽も植えられ、

室内にいても窓越しに緑が感じられるようになります。

 

外構が完成しましたら、

追ってこちらでお知らせさせていただきます。

 

 

なごみクリニック様のオープンは

4月1日(月)予定。

準備の進行が楽しみです!

 

 

 

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照度測定

2019/03/04

クリニック,磐田市 なごみクリニック様

浜松の設計事務所 和楽舎設計工房です。

 

工事中の磐田市のクリニックでは大枠の内装が仕上がり、

照明の取付も完了しました。

 

照明が付いたところで、先日は照度測定を行いました。

 

​照明計画も建築と同様、

各種データをもとにした計算・設計が基本となります。

部屋の用途やお施主様のご要望に合わせ、

JIS基準で定められた照度にて設計するのです。

 

 

太陽光の影響を避けた夜間。

設計図書の通りの明るさが出ているか、

照度計を持って各箇所を回り、測定します。

 

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待合室での測定風景です。

壁際の暗い場所、中央の明るい場所、

目線の高さ、手元、足元…

複数の箇所を測定し、設計書と照合しています。

 

クリニックの待合では、平均照度350ルクス程度が基準値。

JIS基準によると、学校の教室やデパートの店内などと同等の値です。

 

測定当日だけでなく長年の使用を見越し、

基準値をしっかりとクリアしていることを確認しました。

 

ちなみに診察室の照度規準は、更に明るい500ルクス。

今回は照度規準を満たしたうえで、

あかりの色を昼白色~電球色へと変えられる調色機能付き照明を採用しました。

同じ照度でも、あたたかな電球色にするとぐっと落ち着いた雰囲気に変わります。

 

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その他、

受付カウンターは書類をやり取りするため局所的に高い照度に、

スタッフ用休憩室はくつろげるよう住宅のリビングと同等の照度に、

…など、空間の用途に応じた照度が出ているかチェックしました。

 

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設計で大切なのは、

その場所で

誰が、

いつ、

どんな過ごし方をするか。

ということ。

 

照明においては

部屋全体の明るさはもちろん、

位置(立つか、座るか)、

目的(作業空間か、リラックス空間か)

など、様々な要素を加味して

配灯や形態、色を選定していきます。

 

照明は、機能性も雰囲気も左右する重要な存在。

実際に部屋が使われている様子を

具体的にイメージしながら、

日頃の設計・測定に臨んでいます。

 

 

 

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