プロフィール

父が大工、母方の兄弟2人も大工という大工家系に生まれる。
幼い頃から、父の働く後ろ姿を見て、自分も将来建築関係の仕事に携わりたいと考える。

転機は中学生の時。
担任の教師に「字があまり上手くないから建築士には…」と言われるが、その一言で、より強く建築への想いを募らせる。
しかし、自身の中で『大工』という職種には興味を感じず、高校は浜松工業高校の建築科に進学するも、『設計士』として家作りに携わりたいと思うようになる。

高校卒業後は御前崎市(旧浜岡町)の設計事務所に就職。
当時は所長の自宅の離れに住み込みで、毎日遅くまで業務に明け暮れる。
しかし、同事務所では申請業務の担当が多く、もっと仕事の幅を広げたいという思いから、浜松市内の設計事務所に転職する。

転職先では3年でチーフを任される。
この間に一級建築士の資格を取得。
住宅設計を30件以上、その他事務所や福祉施設、神社、公共施設など幅広い分野で設計監理に携わる。

しかしながら、チーフを任されることにより徐々に自身が図面を書く事が減少。
主要業務が設計することから担当物件のとりまとめに変わってしまうことに心なしか寂しさを感じ、『やはり自分で設計したい(描きたい)』という思いから、18年勤めた設計事務所から2006年に独立。

その後『和楽舎設計工房』を立ち上げる。

会社名には『和み』『平和』『調和』『和風』『和楽』という5つの"和"の意味を込めている。

現在でも『とにかく良い図面を描きたい!』そして『良い木の家作りを自分の手を通して広めたい』という思いから、(前職勤務時にお世話になった)日本の木造建築の第一人者『吉田桂二先生』の木造塾に通い日々技術の向上を図る。

同塾(建築家 吉田桂二木造塾)は当時40名が受講。
卒業生5人という状況下だったが、自分も卒業証書を受領し、上位クラスの『木造建築学院』への受講資格を得た。
2008年からはグレードアップした『吉田桂二の木造建築学校 匠組』に所属。
年間25名という少ない受講者の中、先生に近い位置で学び、自身の設計に関する考え方に磨きをかけている。

また、こうした活動が評価され、2013年には浜松日建工科専門学校の非常勤講師も務めている。

資格 二級建築士
宅地建物取引士
インテリアコーディネーター
福祉住環境コーディネーター二級
照明コンサルタント
住宅メンテナンス診断士
日商簿記二級
出身校 青山学院大学・経営学部卒
京都造形芸術大学・通信教育部 建築デザインコース卒
コメント 神奈川、湘南出身。工務店を営む実家に育ち、建築の世界に憧れながらも一旦は教育業界に就職。その後大学に入り直し一念発起。
多くの方に良い建築がお届けできるよう尽力いたします!