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こんにちは。

和楽舎設計工房のInstagramページを開設しました。

(アカウント: @warakusha)

施工事例やプラン例について、

こだわりのポイントなどをご紹介していきます。

 

普段はなかなかお話しできないような

設計のプロセスや、細かなディテールにも触れていけたらと思います。

ぜひ、フォローをお願い致します♪

 

 

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 夢をかなえるお手伝い 住まいの設計パートナー
  和楽舎 設計工房   山 崎 正 浩
 浜松市東区中田町121 1F
 Tel:053-466-0555 Fax:053-466-0558
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こんにちは。スタッフ里沙です。

 

先日、浜松市主催の

第7回リノベーションスクール@浜松

に参加してきました!

 

これは21名のメンバーが3つのユニットに分かれ、

3日間缶詰めで

「浜松をより面白いまちにするため、

自分達にできる事業は何か?」

をとことん考えるスクール。

 

浜松の歴史や各種統計を調べたり、

実際に「お題」となっている空き家とそのオーナー様に接触し、

まちなみの系譜を紐解いたり。

 

最後は市長をはじめとした125名の方々を前に、

各ユニットが導き出したプロジェクトをプレゼンしました。

 

PB240003.JPG

 

笑って、煮詰まって、また笑って、時々感涙して・・・

まるで文化祭のような期間でした。

 

「良い建築」と「良いまちなみ」はいつも一体であると思っていますが、

リノベーションの世界では

そこに不動産オーナー様の「人」としての歴史が加わり、

より豊かな背景が生まれるということを、身をもって実感しました。

 

今回の学びを、きちんと実践につなげていきます!

 

(スタッフ:里沙)

 

「美しい風景」

2019/11/18

浜松の設計事務所 和楽舎設計工房です。

 

八坂神社.jpg

 

こちらは、とある課題「美しい風景」の提出作品です。

地元で古くから愛されている「八坂神社」の

社務所と手水舎の風景を、水彩で描きました。

 

お題の内容としては、風景の美しさを絵で表現し、

さらにその絵を端的かつ抒情的に現す「詩」を添えるというもの。

 

今回この風景を描いた意図は、

旧、そして自然と人工物との融和を表現するため。

社務所の新しい瓦と

手水舎の古い瓦との対比、

そしてそれらと木漏れ日が加わった、

「この瞬間」にしか出ない美しさを表現できるよう努めました。

 

実はこの社務所、

自身の設計により

2013年に新築したものなのです。

設計事例ページはこちら

 

幼少の頃より夏祭りや花火大会で親しみ、

今でも町に賑やかなひとときを与えてくれる神社に

恩返しをするような気持ちで設計しました。

 

自分の創ったものが

昔から愛されているものと並べてもらえるのは

とても光栄です。

 

地元に根付いた美しい風景。

次世代に繋げていきたいと思う

今日この頃です^^

 

 

※こちらの写真をカバーにしているfacebookページも、時々更新中です。

ブログより少しプライベートな投稿も。

ぜひ遊びに来てくださいね!

 

 

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 夢をかなえるお手伝い 住まいの設計パートナー
  和楽舎 設計工房   山 崎 正 浩
 浜松市東区中田町121 1F
 Tel:053-466-0555 Fax:053-466-0558
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プラン例「アウトドア家族の家」を追加しました

「アウトドア家族の家」の詳細ページはこちら

木造塾

2019/09/09

スタッフ初瀬です。

 

今月から始まった、静岡県建築士会主催の

『2019 しずおか木造塾』を受講しました。

2月にかけての全5回の講座で木造の様々なテーマで行われます。

 

木造塾の開催は今年で20年目の年。

この年に初参加できて嬉しく思います。

 

2019.png

                                     ※静岡県建築士会 HPより

 

第1回目の講師の方は東京に設計事務所を持つ

古川泰司先生、関本竜太先生でした。

 

古川先生は「木造の近未来」をテーマに講義をしてくださいました。

古川先生は自然乾燥された無垢の木や、地域の木を使った設計をされています。

 

実際にこれらを使うことで、お客様にとても喜んでいただけるそうです。

例えば保育園の床に使えば、子供たちが床で寝転がったり、

走り回ったりしてくれるそう。

住宅の床に使うと、子供が小さいときに付いた床の傷とともに成長でき、

それが喜びになるのだとか。

また毎日床の上を歩くので、人の生活にダイレクトにつながってきます。

床を無垢の木にすることで、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせます。

外壁にも使われていて驚きました!

始めはオレンジっぽく、時間とともにグレーっぽくなっていました。

お施主さんはグレーっぽくなるのが楽しみだったそうです。

 

工夫して色々なところに使える木は素晴らしいなと思いました。

 

静岡県でいえば、天竜材が有名で、自然乾燥の優れた製材所もあります。

しかしそれらの立派な木材はあまり多く流通していません。

山の木を製材し、適切な値段で買って使うことはこれからの山に還元されます。

地域材を使うことで人と人とのつながり、モノとモノのつながりも生まれます。

 

お客様にも提案し、優れた材料を自分の目で見て適切な場所に使っていくことは、

私たち設計者の使命だと感じました。

そして、その中で生まれる様々なつながりを大切にしていきたいと思いました。

 

 

関本先生は「街とつながる、環境とつながる」をテーマにした講座でした。

プライバシーを守りつつ、街にひらくという言葉が印象に残っています。

東京は狭小地が多いので、とても説得力がありました。

 

アールトの建築についてもお話を頂きました。

アールトはフィンランドの建築家で、家具などのデザイナーでもあります。

アールトは人間中心の設計をいていて、

人の手に触れるところは細部までとことんこだわっていて、

全てに意味のある設計がされているそうです。

また、木・コンクリート・鉄骨を取り入れたハイブリッドな建築なのだとか。

 

私にとっては海外建築もまだまだ知らない世界でした(・・;)

いつかは絶対行きたい海外!

 

image2.jpeg

 

実務に生かせる内容でもありとても勉強になりました。

次回も気合入れて頑張ります。

 

(スタッフ:初瀬)