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浜松の設計事務所 和楽舎設計工房です。

 

写真でご紹介した動画の撮影風景

完成した映像がこちらです!

どうぞご覧ください。

 

 

【手描き図面シリーズ】を連続で公開いたしました。

また折を見てご紹介していきますので、

どうぞお楽しみに!

 

 

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 夢をかなえるお手伝い 住まいの設計パートナー
  和楽舎 設計工房   山 崎 正 浩
 浜松市東区中田町121 1F
 Tel:053-466-0555 Fax:053-466-0558
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浜松の設計事務所 和楽舎設計工房です。

 

前回の和楽舎日誌では、

建築家・堀部安嗣先生の著書「住まいの基本を考える」

に掲載されているスケッチ図面をトレースし、

水彩絵具で着彩する様子を

写真と動画でご紹介しました。

 

今回は、その着彩の前段階、

配置図・平面図の作図動画を撮影しました。

 

原図のスケールを着実に捉えながら・・・

下描きなしのフリーハンドで、

ひと思いにペンを進めます。

 

190603作図.JPGのサムネール画像

 

平面図の作図では通常、

壁→開口部→室内 といった具合に

パーツごとに全体をまんべんなく描き進めていきますが、

今回の場合はスケッチ原図を再現するトレースという性格上、

基本的には上から順番に、まとめてサクサクと描き込んでいきます。

最後は、植栽や周辺の建物・車で仕上げに入ります。

 

完成図はこちら。

この後直接水彩絵具を乗せられるよう、

にじまないインクを使った製図用のペンで描いています。

 

61549484_358118311567959_7407127897493733376_n.jpgのサムネール画像

 

一連の流れを撮影した動画を、

早送りで30秒ほどにまとめてみました。

こちらのブログ記事

ぜひクリックして、ご覧になってください^^

 

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浜松の設計事務所 和楽舎設計工房です。

 

和楽舎では通常、

設計のお話をいただいたとき、

まずはフリーハンドによるスケッチにて

プレゼンテーションを行っています。

 

先日、建築家 堀部安嗣先生が住宅の本を出されましたので

練習を兼ね、本に掲載されていたフリーハンドスケッチを

紙に起こしてみました。

 

スケッチの原画はこちら。

 

見本.JPG

 

今回はサラサラと筆を進めることが目的ですので、

寸法の補助線を引いた後、

製図ペンで配置図・平面図をリズム良く描き起こします。

 

P5160001.JPG

 

水彩絵具で壁を塗り・・・

 

1_n.jpg

 

植栽やフローリングは、

絵具の乾き具合を見ながら濃淡で表情を。

 

2_n.jpg

 

完成です!

着色にかけた時間は、10分ほどでした。

 

完成_n.jpg

 

※着彩中の動画

 

フリーハンドのスケッチは

この他にも立面図や外観・内観パース、イメージ画など多種に渡ります。

着彩道具についても水彩絵具の他色々なものがありますが、

和楽舎では色鉛筆を愛用しています

 

手を動かし作ったスケッチ、図面、模型には

建物に対する趣旨や想い、

そしてお施主様とのコミュニケーションの履歴が

自然と刻まれます。

 

イメージの共有や活発な意見交換のきっかけとなるような

心の通ったプレゼンテーションを

これからも追求していきます!

 

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浜松の設計事務所 和楽舎設計工房です。

 

先日、北区にある永田木材様を訪問しました。

 

永田木材様は「木の匠」と言われ、業界でも全国的に有名な存在。

自ら厳選した地元天竜の木を最高の状態で製材し、

一本一本が最大限の美しさと機能を発揮できるよう、

建物の意図・意匠に合わせ木材の配置から考えるという

抜群の「木配り」をされている会社です。

 

外観.jpg

(事務所・セミナールーム。セミナーは木に関するものだけでなく、地域の方々が楽しめる様々なイベントを開催)

 

下の写真は、地元天竜の山林から直接買い付けるという丸太。

大きなものは直径1メートルほど、樹齢は100年以上にもなるそうです。

 

P5160004.JPG

 

実は、近年天竜では同等の丸太が多く採れるようになったのだとか。

これは遡ること明治時代、

当時の豪農・金原 明善 氏が多額の私財を全額投じ、

天竜川治水のために植樹した木々が育ったことに起因するのではないでしょうか。

 

適度な伐採は、山の生態系を保ち山林を育てるという

環境の好循環を生み出すのだそうです。

地元の木材を使うことは

私達の暮らす地域環境の向上にも役立ちますね。

 

P5160005.JPG

 

買い付けた丸太を敷地内の作業場で製材し・・・

 

P5160016.JPG

P5160011.JPG

 

太陽と風による天然乾燥

これが、他社との圧倒的な材質の違いを生み出しています。

 

機械で大量生産的に乾燥させる人工乾燥と異なり、

自然エネルギーによる完全な天然乾燥は、いわば「職人技」。

2年もの歳月をかけて乾燥した木材は、

木本来の色やツヤ、香りといった風合いが美しく引き出されます。

 

2年後のあらゆるオーダーや提案に備え、

敷地には各製材段階の木材がズラリと並んでいました。

 

色、つや、木目、節目・・・

天然の木材には、どれ一つとして同じものはありません。

そのため永田氏はオーダーを受けると図面を読み込み、

「この木材はこの部位に」

と、それぞれ指定し納品されているのだとか。

 

資源の有効活用のためはもちろん、

建物の魅力を存分に生かすべく積み上げられた

独自のノウハウの賜物と感じました。

 

設計者の立場から見ても

木材に求める仕様やニュアンスは使用する場面により異なりますので、

そうした意図を汲んでくれるパートナーは非常に心強い存在です。

 

P5160020.JPG

P5160018.JPG

 

 

今回様々なお話を伺う中で、

永田木材様の「木」という素材へのこだわりに感銘を受けると同時に、

建築に対峙する姿勢、そして地域への想いに

強い共感を覚えました。

 

建築を料理に例えるなら、

【木材会社】は材料提供者で、

【設計事務所】はレシピ開発者。

腕の良い【料理人(建設会社・大工)】や

舌の肥えた【顧客(施主)】をうならせ、

互いの交流で更に洗練された逸品を創り上げる―。

 

このようなプロセスを経て創った美しい建物によって

地域や社会をより豊かにするのが、

建築に関わる者の使命と考えています。

 

そんな使命を胸に、

今後永田木材様とも色々と協力していく予定です!

楽しみにしていてくださいね。

 

 

永田木材様、

ありがとうございました!!

 

P5160022.JPG

(右:3代目社長 永田 博一 氏  左:4代目 永田 琢也 氏)

 

 

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設計事例を追加しました。
浜松市の放課後児童施設の新築設計業務です。

河輪小放課後児童会施設整備工事(設計業務)

北浜北小放課後児童会施設整備工事(設計業務)