NEWS

待望の新人さん

2018/04/04

浜松の設計事務所 和楽舎設計工房です。

 

和楽舎設計工房の新年度最初の出来事は、新入社員さんが入り仲間が増えたことです。

今までは私とスタッフさんの二人体制でしたが、1.5倍の三人体制となり

更にパワーアップした和楽舎設計工房へとなるでしょう。

 

工業高校の建築科を卒業したてのフレッシュな彼女ですが

製図や作成した模型を見る限り将来が非常に楽しみな存在です。

実務経験を積んで早く戦力になってもらえることを期待しています。

 

私と共に同行することも有ると思いますが、その時は優しくしてください。

 

よろしくお願いします。

 

P4020018.JPG

 

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 夢をかなえるお手伝い 住まいの設計パートナー 
  和楽舎 設計工房   山 崎 正 浩 
 浜松市東区小池町1363-1 小池ビル
 Tel:053-466-0555 Fax:053-466-0558
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浜松の設計事務所 和楽舎設計工房です。

工事監理業務のお話

 

工事が始まると施工会社さんが、設計図面に基づき工事を行います。

工事現場には、現場を管理する監督さんがいて、鉄筋屋さんや大工さんなど多くの協力業者さんを束ね

工事現場を施工管理していきます。

 

では、設計事務所の行う「工事監理」とは?

先ず、法的な背景としては、建築士法第二条で

「「工事監理」とは、その者の責任において、工事を設計図書と照合し、それが設計図書のとおりに実施されているかいないかを確認することをいう。」

と定められています。

そして、この「工事監理」を行うには建物の規模に応じ、必要な建築士の資格も変わってきます。

例えば、病院・公会堂などで500㎡を超えるものや

鉄骨造・鉄筋コンクリート造などで300㎡を超えるものなどは

一級建築士でなければ「工事監理」を行うことはできないのです。

この様に、用途や構造規模によって、二級建築士でも監理ができるものと

一級建築士でなければできないものがあるのです。

これらは「設計」をする場合でも同様に規模の制限はあります。

 

この様に、「工事監理」とは、法令の背景のもとに、きちんと資格を持った者が

工事自体を、言ってみれば現場監督さんの行う業務を「監理」する仕事です。

施工会社さんで自社で設計・施工を表記している会社さんを見かけますが

その時の工事監理は誰がやっているか気になります。

法的には有資格者の現場監督さんが法令による「工事監理」を行っても問題はないのですが

趣旨からすると、同じ会社の方で良いのですが、現場監督さんとは別の「工事監理者」(設計を担当した方など)の方が

「監理」を行った方が第三者目線で確認ができるように思います。

 

なので、お客様のことを思うと

設計は設計事務所に依頼し

工事は施工会社さんへ依頼し

工事監理は、施工者とは別の設計を担当した設計事務所へ依頼をするのが良いと思います。

 

ちなみに、現場監督さんが行うのは現場「管理」で、建築士法に基づくものは工事「監理」と、漢字が違い

業界では、前者を 「竹管(タケカン)」、 後者を 「皿監(サラカン)」 と、言い分けています。

業界の経験が浅い人や別の業界の方は分かりにくいようです。

 

 

 

PC160001.JPGのサムネール画像

 

  

 

 

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年末年始休業のお知らせ

2017/12/20

ニュース

 和楽舎設計工房は

12月29日(金)から1月8日(月)まで休業とさせていただきます。

9日(火)より通常営業となりますので

よろしくお願いします。

 

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和楽舎設計工房で設計を担当させていただいた物件の工事が始まりました。

昨年の9月より基本設計を始めて、実施設計と申請手続きを経て1年越しの工事着手です。

 

設計期間の中で時間が読めないのが基本設計の時間です。

お客様のご要望に合わせてプランを提案させていただくのですが

少ない回数でまとまる場合もあれば、そうでない場合もあります。

お客様のお仕事や性格、設計条件にも依りますので様々です。

 

また、同じ回数であっても、打ち合わせの頻度によって

プラン確定までの期間は変わります。

例えば、6回の打ち合わせを行うとして

1か月に1回の打ち合わせの場合は、6か月掛りますし

1か月に2回打ち合わせが出来れば、3か月で終わる計算になります。

 

実施設計では、事務所の作業量は基本設計よりも多いのですが

基本設計で打ち合わせのペースは分かっていますし

全体の作業量も把握できているので、基本設計よりも期間の予測は、し易いのです。

 

実施設計完了後に、工事見積もり期間として3週間程度

並行して、申請手続きで3週間程度かかりました。

 

今回の物件は、構造の適合判定の手続きが必要な物件なので

確認申請の期間は、そうでない物件よりも長くなります。

 

工事見積もりが出来てきて、予算内に収まれば直ぐに契約手続きになりますが

そうでない場合は、仕様の設計変更を行ったりと更に時間が過ぎていきます。

 

工事金額が合意に達すると契約書を作成するのですが

書類の作成やら、契約図の準備などで2週間程度はあっという間です。

 

契約をしたら直ぐに工事着手ができるかといえば、そうでもなく

建設会社さんで、協力業者さんの手配や現場事務所の準備などの準備工事の時間も必要ですし

基礎工事の種類によっては、杭の製作に1か月かかる場合もあり

実際の工事着手はその後になります。

 

設計図の完了後に、この様な順番を経ての工事着手なのです。

 

 

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猫が好き

2017/11/15

「猫のための家づくり」という本を読みました。


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猫ファーストの住まいにすることで、猫も人間も快適に暮らせるという面白い内容でした。

完全室内飼育でも、猫がストレスを感じない家を作れば、猫の困った行動がなくなるというのです。


今まで単頭飼いの経験しかなかったので、多頭飼いの場合に必要な配慮など、とても参考になりました。

また猫種によるジャンプ力の違い、猫ステップの具体的な間隔など、猫の基準寸法も実際の設計に役立ちそうです。

既製のキャットタワーや爪とぎなどのグッズも色々ありますが、家づくりの段階で猫のことを考えて設計できたら、

猫はもちろん、人間にとっても楽しい家が作れると思います。

本を読んで、ますます猫が飼いたくなりました。

(スタッフ:辻村)