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私と吉田桂二展

2016/09/21

平成15年より学ばせていただきました建築家・吉田桂二先生が昨年の12月にお亡くなりになられ

その追悼展に東京の連合設計社市谷建築事務所に行ってきました。

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先生の若い頃の写真やスケッチ原画、カメラや絵具などの愛用品も飾られていました。

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見ている時も、傍らに立っている気がしてなりません。

 

体調を悪くしてからも筆を持ち続けて描いた絵の数々。

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以前と全く変わらない繊細なタッチでした。

自分もこの様に描けたらと、憧れの絵です。

 

以前の絵をフイルムにして展示されていました。

ものすごい数です。

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絵画、写真 、設計図製本、設計図原図などなど先生が携わった作品の数々。

とても見ごたえがあり歴史の深さを感じました。

最後の13年間した接することができませんでしたが

私にとってはとても大きな意味のある時間でした。

この貴重な経験を今後の自分の人生へ生かしたいと思います。

 

吉田桂ニ先生ありがとうございました。

 

 

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 夢をかなえるお手伝い 住まいの設計パートナー 
  和楽舎 設計工房   山 崎 正 浩 
 浜松市東区小池町1363-1 小池ビル
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建築家 谷口吉生設計の京都国立博物館 平成知新館の視察です。

 

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博物館の南門は、敷地南にある蓮華王院(三十三間堂)の南大門がある道路の延長線上にあり

その先に博物館の正面玄関が配置されています。博物館の南門の屋根が極薄で分かりにくいですが

見事に中心線が合っています。

 

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玄関横の案内板にもこのような表示が

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さらに、工事の時の発掘調査で旧方広寺の南之門の柱の根石の存在が分かっています。

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周辺環境を調査して、過去の歴史を踏まえた内容が現在の建物の設計へ反映され

更に未来へ受け渡される。未来から振り返った時に、平成知新館の設計意図が強く認識される事象でしょう。

誰が見ても納得できることというのは、シンプルなんだけれども力強いことに感じました。

 

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 南側全景です。

ガラスで覆われた部分はエントランスホールで石貼りの壁の奥が収納展示のスペースになっています。

明確にエリアが分かれていて、石貼りの壁は外部だけではなく内部まで連続して

収納展示物を守るという意図が伝わります。

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こちらがホールで右の石の壁が外部から延長されているものです。

 

今回初めて行った部分でカフェがあります。

いつも混雑していたので今回は朝のすいている時間に訪問。

南ゲートを入ってすぐ右にあるのですが

カフェのアプローチでさえも、しっかりとデザインされています。

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水盤の細部のデザインは博物館の本体と同じように緊張感があるデザインです。

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店舗内の石の壁はエントランスにある壁の延長線上にあり

外部のテラスまでつながっています。

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こちらも博物館のデザインと同じです。

 

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カフェは、以前からある明治古都館と新しく建てられた平成知新館の両方を

ゆっくりと見られる絶景ポイントの一つです。

本館の内部に併設されるカフェはよくありますが、その場合は建物を見ることはできません。

この様に離れた処にあるからこの様な時間の使い方ができるのですね。

 

 

何回目かの訪問でしたが、足を運ぶ度に新しい気付きと発見を得られる平成知新館は興味が尽きません。

 

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住宅付クリニック 白い外壁タイル

2016/08/19

クリニック,磐田市 住宅付クリニック

和楽舎設計工房が設計を担当させていただきました住宅付クリニックの

外壁タイル貼が進んでいます。

 

交差点から白いキューブ(箱)に見えるように

正方形の平面形状の待合室に正方形の白いタイルを貼っています。

8枚×8枚のグリッドに区切り3種類の表面形状のタイルを貼分けています。

太陽の位置によって光の当たり方が変わり、その時々で表情を変える効果をねらっています。

 

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最下段はサッシが入って、白いキューブは浮いているように見えるでしょう。

 

足場が取れるのが楽しみです。

 

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