NEWS

こんにちは。
スタッフ 里沙です。
 
「鰻」専門店の改修工事の様子をお伝えしました。
 
内装が完成しましたので、
どのように変わったかをご紹介します!
 
 
 
005.JPGのサムネール画像
こちらのBEFORE写真が・・・
 
 
 
このようになりました!
 
after.JPG
 
 
手前の席が入口から見えず、
半個室風の空間になったこと。
 
奥の席が、赤い壁とアートパネルによって
華やいだこと。
 
などに
お気付きいただけたのではないでしょうか。
 
 
 
今回は
造作家具と
壁の一部アレンジ等によって、
より「個室感」や高揚感を感じる空間を
ご提案させていただきました。
 
 
こちらは
打合せ時に所長がお店の大将にご提示した
設計のイメージスケッチです。
プラン1.2.0.jpg
 
 
左下が平面のプラン。
内部の造作家具の他、
外部には石庭や待合ベンチを計画し、
それらをカラーで描き込んでいます。
 
※外部の写真、
別途アップさせていただきます。
趣ある仕上がりになりそうですので、
どうぞお楽しみに♪
 
 
右半分、上下に分けて描いているのは
内観の完成予想図(パース)です。
 
 
出来上がりの写真がこちら。
 
IMG_3199.JPG
IMG_3201.JPG
 
ちなみに壁の赤は
日本の伝統色「京緋色」、
アートパネルは
お店全体のデザインと鰻から着想を得て
選定しました。
 
IMG_3189.JPG
 
 
元々素敵な空間だったこちらのお店、
2日間という工事期間で
更にゆったりとくつろげる空間になったと思います。
 
 
さて、
こちらの「鰻」。
 
目利き、さばき、
炭火焼、味付け、山椒、
そして器まですべてに
大将のこだわりが詰まっていて、
本当に感動の美味しさなのです!
 
ぜひ、お店で体感されてみてくださいね。
 
 
「鰻丸(まんまる)」様、
ありがとうございました!
 
 
 
【店舗情報】
 
 
静岡県浜松市東区大瀬町1602-1
 
 
 
(スタッフ:里沙)
 
 
 
こんにちは
スタッフ初瀬です。

先週は理工科大学主催の公開シンポジウム
「静岡建築未来学」に行ってきました。
“空間と家具をともに作る”を今回のテーマとし、
4人の先生よりお話を頂くことができました。
 
IMG_9958.JPG

1人目の登壇者は宮本 茂樹氏。
宮本氏は椅子づくり職人で世界的技術を持った方だそうです。
静岡県出身で静岡県の家具づくりについてのお話を聴きました。
静岡県の家具は木工中心で特に浅間神社造営で
木工、塗工、彫刻等の名工の注目を集めたといいます。
時代とともに、NCルータでの機械加工も多くなっていく中、
「システムの恩恵は認めるが、システムの奴隷にはなりたくない」
との言葉を頂きました。
便利になっていくことで人の手を動かすことは
少なくなってしまうのかもしれませんが、
便利なものに頼りすぎないようにしていこうと思います。

2人目の登壇者は安東 陽子氏。
布地を使いこなし魅力のある空間づくりに努めている印象を受けました。
いかに自然現象であるかのようにみせるか、
だけど心地良さについて考えすぎないなど
経験豊富なお話とともにその難しさを感じます。
また、写真で見て行った気になることとその場に行くことは全く違うと
強くおっしゃていてプロの方のいう言葉にいつもよりも重みを感じました。
私もいつかは行ってみたいと思っていて安東氏も設計に携わったという
伊東 豊雄氏の「ぎふメディアコスモス」に行くのが
もっと楽しみになりました。

3人目の登壇者(リモートにて)は藤森 泰司氏。
家具設計を空間とともに考えることで使われ方を意識したお話を聴くことができました。
例えば、図書館の本棚を円形にすることで自然の中にいるかのように
思わせる形状にすることや、圧迫感のないように間を開けて配置する等、
空間づくりを第一に考えた家具づくりをしている印象を受けました。

4人目の登壇者は藤江 和子氏。
有名建築家の方々と共に空間づくりに携わる人であり貴重なお話頂きました。
デザインは、素材からということで多様な素材の施工事例のお話でした。
素材の持つ良さを生かし空間づくりをしていることに印象を受けました。
藤江氏も安東氏同様「ぎふメディアコスモス」の設計に携わっており、
様々な閲覧体系を意識して設計されたそうです。
行く前に設計者本人のお話が聞けて良い時間となりました。

共通していたのは、空間を生み出すよう家具づくりをしていること。

さらに心地の良い空間をつくるために
家具、素材にこだわることの重要性を感じました。
 
IMG_9959.JPG

このようなお話を聴く機会を頂きありがとうございました!

(スタッフ:初瀬)

 
 
【works(浜松 磐田)】
 
【top】
 

クリニック設計専門サイトにて、

 

コラム

(↓クリックするとページへ移動します)

デザインで清潔感あふれる医院に!3つのポイント

をアップしました。

 

身を任せて治療・ケアを受ける場である医院・クリニックでは
清潔感は「あれば好ましい」ものではなく、欠かすことのできない要素です。
院内の清掃や整理整頓だけでなく、清潔感を出す「空間デザイン」が非常に重要になります。
 

ぜひ、ご覧ください!

こんにちは。
スタッフ 里沙です。
 
この度、
浜松名物の「鰻」の人気店の改修を
お手伝いをさせていただきました。
 
完成後の写真撮影はこれからなので
お店の紹介は後日改めますが、
まずは改修中の様子をご報告します。
 
 
 
外部の様子です。
 
211030.jpg
 
ミニ石庭をつくっているところです。
所長と造園職人さんが相談しながら、
石の位置を調整しています。
 
こちらの職人さん、
大学時代は造園設計士を志して
研究室に入り浸りだったのだとか。
「まずは現場を知らなくては」と
職人の世界に飛び込んだところ
どんどんのめり込み、
そのまま現場のプロフェッショナルに
なったのだそうです。
 
248090536_308297724094895_1841511262432902316_n_edited.jpg
 
キラキラとした笑顔で
石の「顏」を紹介してくださる姿は、
お庭への深い愛そのもの。
 
新人の私には、
良い造園屋さんの見分け方も教えてくださいました。
 
どちらも
自力で調べるだけでは決して得られない知見。
 
深遠なお庭の世界を垣間見ることができ、
ワクワクの止まらないひとときでした。
とてもとても、ありがたいです。
 
 
内部では、
造作家具の設置が進み…
 
PA260006E.png
 
 

PA250001.JPG

これから、
インテリアのカラーとアートをアレンジしていきます。
アレンジする範囲は少しですが、
さらに奥行を感じる空間にリフレッシュされる予定です。
 
 
 
こちらのお店、
大将こだわりの鰻が美しい器でいただけて、
本当に美味しいのです!
 
 
後日のお店紹介ブログを、
どうぞお楽しみに^^
 
 
 
 
 
(スタッフ:里沙)
 
 
 
 

 
----
こんにちは。
スタッフ 里沙です。
 
 
以前ブログで
についてご紹介しましたが、
今回は文字の色使いについてのお話しです。
 
様々な色使いが楽しめるインテリアや建築の中でも、
公共的に利用する空間では
案内表示などの色づかいには特に注意が必要です。
 
一般に、高齢の方対策としては
似た色同士の組み合わせを避け識別しやすいようにしますが、
生まれつき持っている色覚によって
特定の色が見分けられない方の対応策も、
十分に考慮して設計を行います。
 
生まれつき色覚異常を有する人は
国内に350万人いると言われており、
日本人男性の5%、女性の0.2%
という割合のようです。
ちなみに日本人男性の血液型AB型の割合も5%。
決して珍しい話ではないのですね…。
 
 
色覚異常は1型から3型までに分類され、
中でも日常生活への影響が大きいとされるのが
1型・2型と言われています。
 
1型も2型も「赤」と「緑」の色が
似たように見えるのが共通点で、
それに加え1型は赤色が黒く目立たなく見える
傾向にあります。
 
一番目立つ色として多用される「赤」ですが、
1型色覚の方にはこんな風に見えています。
1型.jpg
 
2型はどうかと言うと、このような感じです。
緑系、赤系どちらも褐色がかって見えているのが
おわかりいただけるかと思います。
2型.jpg
 
このような見え方の対策として、
 
・文字の周りを目立つように囲う
・背景と文字の明度差をつける
 
ことをすると、各段に見やすくなります。
さきほどの1型・2型の例の改善案です。
いかがでしょうか。
1型2.jpg
2型2.jpg
 
建築のイメージを左右する色づかい。
プロジェクトのコンセプトに沿った
ラインナップであることはもちろん、
建物を利用する方の安全・安心のためにも
ストレスのない設計を心がけていきたいものです。
 
 
 
 
 
 
ユニバーサルデザインについてのコラムはこちら