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こんにちは。スタッフ辻村です。
3/1は「防災用品点検の日」でした。
自宅の防災用品を点検すると、保存食の賞味期限があと数か月で切れそう。
食べ比べして次に買う保存食リストを作らなければいけません。
結局白米が飽きずに食べられるのかなと思いつつ、パスタ系は待たずに食べられるし、よ~く混ぜて作ればおいしいことが分かりました。(混ぜないとソースが完全に溶けず、全体が薄味になってしまいました)
 
先日、自宅のガス設備の法定点検をお願いしました。
点検は問題なく終了し、担当の方とお話をしていたところ、
「LPガス発電機」の話題になりました。
 
「LPガス発電機」は、いつも置いてあるLPガスボンベを利用して、災害時に燃料調達をすることなく、簡単な操作で発電機を接続し利用できるというものです。
 
50kgボンベ1本で、カタログによると約110時間ほど持つそうです。
足りなければ配送してくれるので、燃料の心配は不要。
一番魅力を感じたのが、給湯器の外部コンセントを抜いて発電機に接続すればお風呂に入れるということ。
2018年に台風の影響で大規模停電が起きた際は、影響なかったのですが、次も大丈夫という保証はないので…。
お風呂、入りたいなぁ。
 
「大容量ポータブル電源+ソーラーパネル」が静かでいいかなと考えていたのですが、天候に左右されるのと、充電を使い切ったらおしまい…。(ソーラーで順調に充電できれば問題ありませんが)
 
電源装置はイメージです(いらすとやさんからお借りしました)
 
とはいえ、発電機は音がうるさいですよね?(80dB前後)と聞いたら、
影響があるお宅には電気分けてあげればいいんですよ。
というガス屋さんの言葉に目から鱗。
 
え、買っちゃおうかなぁと心動いた一コマでした。
 
平時には高額だけど、非常時には無理して買っておけば良かった…!と思うであろう絶妙な価格。
要家族会議です。
 
(スタッフ:辻村)
 
 
 

 

 

 

 

 

空色のしくみ

2021/02/27

こんにちは。
スタッフ 里沙です。
 
先日とある照明関係のセミナーで、
気象予報士さんによる自然光の色の話を伺いました。
 
日本の街を彩る照明も
高度経済成長時代はカラフルなネオン系が目立っていましたが、
エシカル、サステナブルといった地球にも人にも優しい要素が
改めて見直されている今、
よりナチュラルな色が選ばれるようになっているのは
皆さんも実感されているかもしれません。
 
このような社会的背景から、照明計画を立てるにあたり
今一度自然界の仕組みを知っておこう、
という趣旨のセミナー構成だったのです。
 
日常生活の中で「自然光」と聞くと、
私はつい青空や日中の白っぽい光で
想起が終わってしまうのですが、
セミナーを聞いて、
自然光にもあらゆる美しい色彩があることを
徐々に思い出してきました。
 
たとえばこちら。
 
sky1.jpg
 
これはイタリア・フィレンツェに行ったとき、
早朝ランニングで感動して撮った空なのですが、
このような幻想的な空が見られる時間帯は
日の出前や日の入り後。
「マジックアワー」と呼ばれたりしています。
 
日本語では「薄明(はくめい)」といい
太陽の段階別に3種類に分けられます。
 
薄明.JPG
 
1.天文薄明
日の出前・日の入り後 約90分時点。
空の明るさが星明かりよりわずかに明るい程度。
 
2.航海薄明
日の出前・日の入り後 約60分時点。
地平線、水平線を視認できる目安。
 
3.市民薄明
日の出前・日の入り後 約30分時点。
市民(皆)が照明なしに外で活動できる明るさ。
 
 
フィレンツェの写真のようなピンク~紫の空の色は、
「市民薄明」の時間帯によく見られるそう。
 
太陽には様々な色の光が混ざっているのですが、
色によって光の波長に長短があります。
 
vis.jpg
 
昼間の空が青いのは、
先に波長の短い青系の光が大気層に届き
強く散乱しているからなのだそう。
 
一方で太陽の位置が低い「薄明」の時間帯は
大気中を通る太陽光の距離が長いため、
波長の短い青系の光が私達の目には届かず、
波長の長い赤系の色だけが見えるのだそうです。
 
 
「薄明」の写真でもうひとつ。
 
こちらは昼の青空でなく、
「航海薄明」と「市民薄明」をまたぐ時間帯の空です。
 
薄明H.jpg
 
この時間帯の空で建物写真を撮ると
とても美しく映るとのことで、
私達のお願いしている写真家さんが
朝4時30分集合で撮影してくださいました!
 
カラフルながら
日の出前の静けさや神聖な感じが表現された、
とても表情豊かな写真です。
 
 
色彩も造形も佇まいも、
私達人間は自然には到底かないませんが、
共に惹き立て合えるような建築づくりに携われるよう
自然と仲良くしながら精進したいと思います。
 
さしあたり、今日の空も楽しみです!
 
(スタッフ:里沙)
 
こんにちは。
スタッフ 里沙です。
 
私の趣味はマラソンで
以前は月間200kmほど走っていたのですが、
最近はめっきり距離が減りました。
 
そんな中、春も近づく来月に
建築家の隈研吾氏デザインの
ランニングシューズが出ると知り、
画像で一目ぼれして発売日を待っているところです。
それはこちら。
 
as1_s.jpg
アシックス「METARIDE AMU」
新色:サンドベージュ
 
 
日本の竹細工の伝統技法である
「やたら編み」
T2I.jpgのサムネール画像
を採用したデザイン。
面ではなく線で人体を支える構造です。
また、ランニングシューズの「常識」である
靴ひもが無いとのことで、
どうやって足にフィットさせるのだろう?
と今から興味津々です。
 
 
隈研吾氏は
建築もシューズも
「大地と人を結ぶ接点」であることを見出した上で、
シューズは建築以上にその核心に迫れる
「最小の建築」としてデザインに取り組まれたようです。
 
 
実は建築家が靴をデザインすることは過去にも度々あり、
デザインと構造が密接に関わるなど共通点が多いことが想像できます。
なかにはこんな超絶技巧を駆使したものも。
 
 
ユナイテッドヌード.jpg
▲UNITED NUDE
建築家:レム・D・コールハース
 
ザハ.jpg
▲UNITED NUDE(コラボ作品)
建築家:ザハ・ハディド
 
 
「素敵な靴は、あなたを素敵な場所に連れて行ってくれる」
というフランスの諺があります。
ランニングシューズでもヒールでも、
自然と一体になり
歩き、暮らし、生きる。
人間本来の姿にどんどん近づいて、
強くしなやかに進んでいきたいな…と思う今日この頃です。
 
 
 
 
 
 

サイズ感

2021/02/12

こんにちは、
スタッフ 初瀬です。

今回は最近知ったちょっと驚いたことの話。
以前、浜松市役所委託の駐車場整備工事の設計で
現地調査に行った時のことです。
道路を走っているとよく見る道路速度表示がありました。
 
IMG_1748.JPG
 
寸法を測ると、なんと5m(゚д゚)!
私にはこのちょっとしたことが割と衝撃的だったのです^^;
速度表示を立ててみると、規模によりますが平屋建ての建物よりも大きい、、
こんな感じ?、、
LMIGHTYEX-無題_01.bmp

運転しながらどんな人から見ても見えないと意味がないので、
進行方向に長いのは当たり前で、
たしかに、自動車の寸法自体5m程あり、
言われてみればそのくらいかと思いますが、
その時はそんなにあったんだ!と思う寸法でした。

スケールがなくても、人間でおおよその寸法を測ることができるので、
散歩最中に回りを確認して、自分で歩いてみてもおおよそ5歩

表示でいえば設計では案内サインなども設計します。
見やすさ、わかりやすさ、デザイン、、
デザインにこだわって見えずらくならないように、
また、どんな人からも見やすい文字、配置、色、
カラーでもモノクロにした時にはっきりと読める色の配色を気を付けています。

ちなみに私は、どこかに出かけた際、
いい感じの案内サインを見かけたら写真を撮って地味に集めてます。

思っていたよりも大きかった、小さかったと思うことはよくありますが、
設計する立場として正確な、良い感覚をもつようにしたいなと思います。

(スタッフ:初瀬)


 
 


 
タイトル.JPGのサムネール画像
「和楽舎設計工房」開設から13年。
 
代表・山﨑がさまざまな医療福祉施設様と
ご縁をいただく中で、
 
「デザインも
医療福祉業界ならではの機能も
どちらもご満足いただける建物で、
最高の治療やケアをしていただきたい」
 
との想いから、医療福祉専門サイトを立ち上げました。
 
施設特有の動線計画や注意点等、
これから開業予定のドクターの方々に役立つ情報も満載。
親元であるこちらのコーポレートサイト共々、
どうぞよろしくお願いいたします!
 
 
クリニック等設計専門WARAKUSHA 公式サイト