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NEWS
「今昔マップ」
2020/07/24
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「ステイホームストレス」なら観葉植物を。
2020/07/17
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その後のお風呂
2020/07/10
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こんにちは、スタッフ初瀬です。
今日は初瀬家の浴室のその後についてお話します。
浴室のリフォームが終わってしばらく経ちますが良い感じになりました。
ビフォーアフターしたかったけど、
まさかのビフォーの写真を撮り忘れました、、(^^;
一番肝心なのに、、!
突然始まった初瀬家のリフォームですがやはり前よりも抜群に良い。さすが!
1,820*1,364(小さめ)の浴室のサイズは変わってないものの、
元々浴槽に浸かっても足は伸ばせないくらいだったのが伸ばせるくらいにはなったし、
とても寒かった床もクッション性のある床になって温かし、滑らなくなりました。
ドアのところにあった段差も解消され、入りやすくなりました。
両親の今後もこれなら少しは安心!(^^;
洗面室も変わって、
コンセントの位置も水濡れ防止で高くしてもらったり(以前は写真の窓の直下にありました。)、
収納も増えたりして使い勝手も良くなりました!
浴室と洗面だけでも変わると違う家にいるみたいで新鮮でした。
お風呂に入るのが楽しみになりました。
ただ、昔の収納が残っていたら、色味が全く違って違和感も残りました。
今あるものをそのまま残して新しいものを溶け込ませるというのはなかなか難しい。
全部新しくする方が簡単だなあと思います。
今は新築工事よりも改修工事のほうが多いようにも思えます。
私も身近でリフォームを経験して、
まだまだ生まれ変わらせられるなんだなと実感しました。
次はキッチンをリフォームしないかなあなんて思ってます。
最近は、雨ばかりで憂鬱だけれど頑張っていこう
(スタッフ初瀬)
梅雨の換気問題
2020/07/02
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こんにちは。辻村です。
梅雨ですね・・・。
気温・湿度が高くて、エアコンなしでは過ごせない日も多くなっています。
コロナ太りで体脂肪率が増加したので、余計に熱く感じるのかもしれません。
早く冬にならないかなぁ・・と日々思っています。梅雨も夏も苦手です。
新しい生活様式では、こまめな換気をしなくてはいけませんが、
雨の日、猛暑の日等、窓を開けたくない日もこれから多くなってきますね。
ご自宅に24時間換気設備がついている場合、
給気口と24時間換気対応の換気扇を使えば窓を開けなくても、
1時間で0.5回、つまり部屋の半分の空気が、外の空気と入れ替わる仕組みになっています。
シックハウス対策のために建築基準法が改正され、24時間換気がすべての建物に義務化されたのは、平成15年7月1日からですので、それ以降に建てられた家には24時間換気設備がついているはずです。
24時間換気対応の換気扇はONになっているでしょうか。
節電のために、24時間対応換気扇をOFFにされたままのお宅も多いので、ぜひ確認してみてください。
24時間対応換気扇の電気代は、1か月で数十円程度ですので、シックハウス症候群にならないためにも普段から活用していただきたいと思います。
では、時間換気設備がない場合は?
台所のレンジフードでざっくり計算してみます。
12帖の部屋で天井の高さが2.5mの場合、
部屋の体積は、幅3.64m×奥行5.46m×天井の高さ2.5m=49.69m3 となります。
一般的な台所のレンジフード:排気風量(弱)約300m3/時間
部屋の体積をレンジフードの排気風量で割ると、
49.69m3÷300m3/時間=0.166時間
0.166時間なので分に換算します。
0.166×60分=9.96分
レンジフード(弱)で10分間運転すると、部屋の体積と同じ量の空気が排気される計算になります。
・・・調理中、暑くなるはずですね。
給気口の代わりにレンジフードから出来るだけ離れた窓を少し開けると、空気が流れ、換気が効率的に行われます。
レンジフードに近い位置にある窓を開けてしまうと、ショートサーキットと言って、狭い範囲で空気が循環することになり、部屋の大部分の空気は入れ替えることが出来なくなってしまいます。
レンジフードに近い窓は開けないようにしてくださいね。
浜松ならではの「地の神様」
2020/06/25
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こんにちは。
和楽舎設計工房 スタッフ 里沙です。
先日、お施主様の新築予定地を調査をしようと
まだ古家が建つ敷地に伺ったときのこと。
土地の北西の地面に、
「祠(ほこら)」が
小石に守られるようにして置かれていました。
その場にいた所長は
「足元の『地の神様』に気をつけて」
とさらりと言っていたのですが、
浜松生活の短い私には
初めて見るタイプの祠でした。
イメージ写真:井伊谷宮HPより
小さなお札の入った、
小さな小さな祠。
帰ってから調べたところ・・・
遠州地方独特の文化なのですね。
関東や関西に長く住んでいた私は、
神社仏閣や歴史も好きな方なのですが、
お稲荷様は見たことがあっても、
このような祠を住宅の敷地で見るのは初めてでした。
遠州地方では、
毎年12月15日が「地の神様のお祭日」であることも、
浜松に来て2年が経とうとする今、
恥ずかしながらようやく知るに至りました。
古代ローマでも、
土地には「ゲニウス・ロキ」という守護精霊がいると考えられていたそうです。
今も世界中の建築関係者に大切にされている考え方ですが、
国や地域が違っても、
人々はそれぞれのやり方で、
その土地に感謝しながら歴史を紡いでいるのですね。
浜松の「地の神様」も、そこで暮らし、働く私達人間も。
どちらも大切に守っていけるような建築を、
丁寧に創っていきたいな・・・と改めて感じています。
(スタッフ: 里沙)