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こんにちは、
スタッフ初瀬です。
 
先日、簡単にかける建築パースがあるということで
挑戦してみました。
宮後 浩先生の「クイックパース」
外観と、内部パースにチャレンジしています。
 
これまでもパースはかいてきましたが、
たしかに早く良い意味で楽にかけた気がします。
基本はどれも同じですが、、、
 
パースはお客様にイメージを伝えるために
必要だと感じます。
 
このパースの書き方を知り、
今まで私の中で苦手意識のあった
インテリアや、窓などは、
図の中で比率を合わせてかくとの
ポイントがあり勉強になりました。
 
今回チャレンジした中の一つ、
ル・コルビュジエの「サヴォア邸」。
 
「近代建築の五原則」、
「ピロティ」「屋上庭園」「自由な設計図」
「水平連続窓」「自由な立面」で
有名な建物です。
 
恥ずかしながら、
最初は基準線がぐちゃぐちゃになってしまい
ひどい状態でスタートしてしまいました。
まさかの大失態。。( ゚Д゚)
今後は気を付けます。。。
 
image2.jpeg
 
 
 
 
 
そこから立て直し何とか完成に向かいました。
基準線はフリクション(熱で消えるペン)なので、
この時期はヒーターで一発消し!
 
image0.jpeg
 
次に着色。
初めて使うコピックにもなかなか慣れず。。
思い切りは意識しました。^^;
image1.jpeg
 
 
 
 
 
完成しました。
色の塗り方等まだまだ伸びしろがありますね。
 
 
とても簡単に名建築をかけたので
どなたでも簡単に始められそうです!
 
また、お客様に対して今ないものを
正確にイメージしていただくためにも
今後パースの腕を上げていこうと思います。
 
(スタッフ初瀬)
 
 
 
 
 
 
 
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こんにちは。
スタッフ 里沙です。
 
毎年パントン社が発表している
「パントン・カラー・オブ・ザ・イヤー」が
今年も発表されました。
 
世界中で使用されている
色見本の会社として有名な
米・パントン社によるカラー・オブ・ザ・イヤー。
世相も顕著に反映されていて、
個人的には毎年楽しみにしています。
 
今年の色は、
「ベリー・ペリ(Very Peri: Pantone17-3938)」
バイオレット系の深みのある色です。
 
pantone2022.jpg
 
 
ブルーの誠実で普遍的なイメージに
レッドのエネルギーや高揚感をブレンドしたという
ベリー・ペリ。
 
「すべての青のなかで最も幸せで温かく、
新しさや力強さをもたらす」
色なのだとか。
 
 
2000年に始まったカラー・オブ・ザ・イヤーですが、
まったく新しく創られたパントン・カラーが
認定されたのは、今回が初だそうです。
 
今年はまさに変革の年。
前向きに、クリエイティブに未来を切り拓く時が来た!
とワクワクさせてくれる色ですね。
 
実はこのベリー・ペリ、
日本の伝統色で言うと
「紅掛空色(べにかけそらいろ)」
に非常に近い色です。
こちらの色も「夜明け前」の空を表現しており、
不思議な偶然を感じます。
 
 
建築・インテリアに採用するには一見難しそうな
ベリー・ペリの色ですが、
グレイッシュカラーとの相性も良く、
差し色として使うと
少し艶っぽい空間に仕上げることができますよ!
また、ブラウン系と組み合わせれば
リゾートテイストにすることもできます。
 
 
ちなみに
昨年2021年のカラー・オブ・ザ・イヤーは
「イルミネーティング」と
「アルティメイト・グレー」の2色でした。
 
 
pantone2021.jpg
 
陽だまりのように柔らかな黄色と
冷静・落ち着きを思わせるグレーの組み合わせ、
お店でもよく見かけたような気がしませんか?
 
 
ともあれ、
「今年の色」からは
時代をポジティブに捉えて進む力がもらえそうです。
身の回りに取り入れて、
好奇心いっぱいに過ごしたいと思っています。
 
※画像はPANTONE社公式サイトより
 
 
(スタッフ:里沙)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
こんにちは。
スタッフ 里沙です。
 
突然ですが、
「恐怖症」として自覚していること、
あなたにはありますか?
 
実は先日初めて
「星空が怖い」
という方に出会いました。
暗い場所も狭い場所も平気だけれど、
壮大な宇宙を感じると
恐怖を感じるのだそうです。
 
 
私が恐怖に感じているものは
今のところありませんが
(虫は大の苦手)、
ひょっとしたらこの先
新たに出てくるかもしれません。
 
 
同業者の中には、
「足場に上るようになって
高所恐怖症かもと気付いた」
「床下に潜ったら
閉所恐怖症ぎみだと自覚した」
など、
仕事を始めてから
発覚(?)した人もいます。
 
 
「恐怖症」とまで呼ぶべきかはさておき、
このあたりのことは
建築を設計する上でも
見過ごすことはできません。
 
IMG_1202.jpg
 
 
例えば寝室の計画。
「広すぎると落ち着いて眠れない」
という方もいれば、
「狭く暗い部屋では怖くて寝られない」
方もいます。
 
そもそも
広さ、狭さ、暗さは主観の問題。
定義も十人十色ですものね。
 
 
他にも内装を決める際に
「木材の節目が目玉のようで怖い」
「壁材の凹凸を見ていると怖い」
というお施主様も、珍しくありません。
 
IMG_3552.jpg
 
 
そしてどの事柄も、
最初からお施主様が
教えてくださるケースは
とても稀です。
 
なぜなら、
ご自身もそれまで自覚せず
過ごして来られたから。
 
日常生活では
無意識に見ないようにしたり、
避けて通ったりしていたことに、
新しい空間の計画を通じて
直面することがあるのです。
サンプルやスケッチ、模型を前に
新しいご自分を発見される場面に
何度となく遭遇しました。
 
 
「星空が怖い」方との出会い。
 
私という個人としても
設計者としても、
「星空=ロマン」
「眠る=コンパクトな空間」
「木目=自然の癒し」
といった
論理の直結に逃げないのはもちろん、
きちんと相手を見て聞いて知った上で
プランの提案を導き出すことが
とても大切だなぁ、と
改めて思い直す良い機会になりました。
 
 
 
(スタッフ:里沙)
 
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まだまだ感染対策

2022/01/15

こんにちは、
スタッフ初瀬です。
 
今年もよろしくお願い致します。
 
 
 
ようやく落ち着いたかなと思っていたのに、
最近またコロナウイルスによる感染者が
増加傾向になってしまいました。
 
先日、とある施設へ行った時のこと。
エレベーターのボタンを押すときに、
肘で押している方がいらっしゃいました。
 
手が汚れているわけでも、怪我をしているわけでも
なさそうなのにと思いながらも
やはり感染対策に気を付けている方なのかなと思いました。
 
調べてみたことろ、触れずボタンに手をかざすだけで
回数選択できるものが標準化されつつあるみたいです。
自分でボタンを押す用のペンを持ち歩いている人もいるのだとか。
 
手を使わずに開閉できるものといえば、自動ドア。
 
店舗やショッピングセンターでは自動ドアが多くありますが、
コンビニや、医療施設でも自動ドアが多くなりつつあります。
 
また、ボタンを押して開くものや手をかざすだけで開閉できる自動ドアは
人通りの多いところや、医療施設でよく見られます。
今は、やはり手をかざすタイプがよく選ばれているそう。
 
マンションや、オフィスでよくみられるものは
キーで空いたり、顔認証でも開いたりと防犯に向いたものです。
これを開発時に感染対策として考えていたかは
わかりませんが、これも触れずに開閉できて感染対策もばっちりですね。
 
ちなみに自動販売機も足で踏んでボタンを押すタイプのものが
ダイドーにて開発されたみたいです。
 
その他にも感染対策を意識した建築に関する商品は多く出ています。
新築や改修の際はそのような視点も大事になっていきそうです。
 
感染対策にも、材料・設備選定や配置等、、
建築にできることはまだまだありそうです。
 
今後も体調管理や感染対策で気を付けていきましょう。
 
syoudoku_table_fuku_tenin_woman.png
 
 
 
 
(スタッフ初瀬)
 
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こんにちは。
スタッフ 里沙です。
 
建築をやっていて感じるのが、
「見たこともないのに懐かしい」
というのは
新しい建築への究極の褒め言葉だなぁ、
ということです。
 
もうずっと昔から
そこにあったかのように佇んでいる。
そんな建築が創れる人を目指して、
私自身も修行中です。
 
ここ静岡県にも、
絶妙な「懐かしさ」を感じる建築が
いくつかあります。
 
そのうちの代表的な存在に、
先日行ってきました。
 
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「ねむの木子ども美術館」
 
場所:静岡県掛川市
竣工:2006年
設計:藤森 照信 氏
 
 
藤森 照信氏といえば、
曲線のやわらかな造形と
自然界から抜け出してきたような素材感の
設計が特徴的な建築史家で建築家。
 
この美術館も、
まあるく自由な造形の屋根や
成形されていない自然素材などが
とても温かく懐かしい印象です。
 
といっても
不特定多数が利用する施設ですので
厳しい構造計算をもとに造られますし、
あらゆる材料に
一定の品質が求められます。
 
まさに懐かしさと最新技術の
集大成とも言える作品です。
 
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工事中の写真は
施工された石川建設さんの
専用ページに掲載されています。
ご興味のある方は
ぜひ見てみてくださいね!
 
↓(クリックでページへ移動します)
 
 
 
ちなみに。
外壁に描かれた麦穂の絵や
館内のアートは
どれも心身に障がいを持つ
子ども達による作品。
 
底抜けに明るい色合い、
人の心の機微が現れた描写、
タイトルの言葉のセンス。
建築の世界観とも相まって、
冬であることを忘れるくらい温かく、
思わず微笑んでしまうような
美術館でした。
 
 
自然豊かで日照時間の多い静岡県。
土地の良さと呼応した名建築、
また随時ご紹介していきます!
 
(スタッフ:里沙)
 
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