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様々な地図

2022/03/04

こんにちは。
スタッフ初瀬です。
 
 
ようやく暖かくなってきましたね(^^)
花粉症が辛くなる時期でもあります、、
 
世の中には色々な地図の表示内容があるなあ、
と思いました。
 
地図と言えば車のナビや、
スマートフォンのマップ等が
日常でもよく見る地図だと思います。
 
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建築の業務の中でも、
地図が登場する場面は多くあります。
 
まずは浜松市の「都市計画マップ」。
これは、用途地域や防火地域を
調べることができます。
建物を建築する際に、
とても重要な役割を果たします。
 
建てたい用途の建築物が用途地域によっては、
建てられない用途の建築物もあるので
計画前にきちんと確認します。
それ以外にも建築基準法に絡む事項が多くあり、
最初にこのマップを使って調べます。
 
浜松市が掲載している地図の中には、
他に「文化施設マップ」や
「浜松の自然100選マップ」等、
浜松市の魅力が地図に示されているものもあります。
暖かくなってきてたので、
ちょっとしたおでかけの参考に!
 
以前のブログ内容でもちょっと紹介した、
スマートフォンアプリの建築マップや、
使用頻度は一生にあるのかというくらい低いですが、
精米機専用のマップもあったりするのです。
道路を走っていると何となく目にしていましたが、
いざ使いたいとなるとあって良かったと思えた
マップの一つです。^^;
何か探したい施設があれば調べてみると
意外とマップで出てきたりします。
 
 
また、建築物を建築するときの
設計図書の一つに「案内図」があります。
 
これも図面として重要で、
現場の職人さんや、検査機関の方が
現場に辿り着くために必要なのです。
そのため、確認申請やその他申請をする場合には
必ず案内図を添付します。
 
誰が見てもわかりやすい図面をかくことは、
案内図にも共通します。
作成する際は、現場付近の何を目印にすると
わかりやすいか考えて業務に取り組んでいます。
 
働き始めたころは、
主要な道路すらわからずいましたが、
それから車を運転するようになり、
大きな信号、交差点や道路を
何気なく車で走っていても
案内図を書いたり、相手に場所を
伝えるときに役立ちました。
 
 
建築の世界は、
何気ない日常でのことでも
業務の何かに役立ってきて
とても楽しい世界ですね。♪
 
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(スタッフ初瀬)
 
 
こんにちは。
スタッフ 里沙です。
 
 
ライフスタイル誌などの記事に時折登場する
「ヒュッゲ」という暮らし方。
見聞きし、日々の暮らしに取り入れている方も多いかもしれません。
 
 
ヒュッゲ(Hygge)は北欧・デンマークの言葉で、
「居心地がいい空間」や「楽しい時間」のこと。
 
「世界幸福度調査」で常に上位にランクインするデンマーク人が
旧くから大切にしているマインドセットのひとつです。
 
家族や友人と暖かい部屋でゆったりとおしゃべりするような、
そんなひとときもヒュッゲな時間ですね。
 
住宅をはじめとした建築の設計でも、
ヒュッゲは欠かせないテーマです。
薪ストーブ.JPG
 
 
 
 
この「ヒュッゲ」の原点になっている
「リュッケ(Lykke)」という考え方を私は最近知り、
最近こんな本を読んでいます。
 
 
 
book001.jpg
 
 
 
リュッケ(Lykke)とは
「幸せ」という意味の言葉。
「ヒュッゲな国」であるデンマークの人々の生き方を通して、
毎日を心豊かに生きるためのヒントが紹介されています。
 
 
デンマークが完璧な国家だから国民が幸せ、という話ではありません。
日常の中で幸せを見つけるのが上手な国民性と、その環境をサポートする国家。
その文化から、世界中のどの国の人でも
「6つの宝」
を見つけることで幸福度高く生きることができる、
ということが描かれています。
 
6つの宝とは、
 
「一体感」「お金」「健康」
「自由」「信頼」「親切」
 
とのこと。
どれも、笑顔で生きるために磨き続けたい宝です。
 
 
ところで。
デンマークと日本の共通点も、本では紹介されていました。
デンマーク人も控えめであることを美徳とする国民性で、
「ヤンテの掟(おきて)」
なる共通認識があるとのこと。
 
・自分は他人よりも優れていると思ってはならない
・自分が他人から気にかけてもらえると考えてはならない
 
というのが、ヤンテの掟です。
 
日本では
これらに偏りすぎた教育による創造性の欠如など
マイナス面にフォーカスされることも多いですが、
何事にも光と影があるもの。
利他の心で互いに助け合う精神は、
万国共通で幸せの源なのだと思います。
 
 
可愛らしい表紙も魅力的な
「リュッケ」の本。
気になる方は、ぜひ読んでみてくださいね!
 
 
 
 
 
(スタッフ:里沙)
 
 
 
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こんにちは。
スタッフ 里沙です。
 
和楽舎の事務所では、BGMとして
地元静岡のFMラジオ
「k-mix」
をかけています。
 
仕事場でFMラジオをかける文化は、
所長の独立前の事務所から引き継がれているようです。
 
私にとってラジオの思い出と言えば
中学時代に自分の部屋でこっそり聴いた
オールナイトニッポン。
その時間だけはちょっぴり大人になれた気がして
嬉しかったものです。
 
いつしか疎遠になっていたラジオと
和楽舎に入ってから再び接点ができて、
最近はプライベートでも聴くようになりました。
 
今おすすめの番組は
地元k-mix
 
(土曜19:00~19:30)
 
です。
 
 
宮城聰さんは、
SPAC(静岡県舞台芸術センター)の
芸術総監督で演出家。
 
毎回世界の文化や時事ネタに関する「お題」があって、
森羅万象を深く掘り下げ
自身の芸術として昇華させている宮城さんの視点から
持論を展開していく、というものです。
 
 
前回は、日本の「民芸」がお題でした。
 
IMG_6608_edited.jpg
 
民芸とは、いわゆる芸術作品でなく
民衆の暮らしのなかから生まれた工芸品。
実用品ですから、
作者や作品説明も、通常ありません。
このような民芸の美しさは
「用の美」
などと言われます。
 
この回での宮城さんの考察は、
この「用の美」は
いわゆる「機能美」とは
違うのではないか?という仮説から
展開されていました。
 
「機能美」とは
必要な機能を配置したら
自然発生的に美しいデザインになった、
というような
「理に適った」デザインのことを言います。
 
そして彼は、この
「機能美」が生まれることは
滅多にないかもしれない、と言います。
 
ところが「用の美」は機能先行ではなく、
「美を求める人の心理」が先行しているのでは、
という内容でした。
 
「思わず使いたくなるデザイン」が先行して、
結果として多くの人に愛用されることになった。
というような。
 
と、(大幅に省略していますが)こんなラジオです。
 
 
建築ではストーリーや芸術性も醍醐味のひとつだし、
機能美も実現させたいし、
人間が暮らして使うからには民芸的要素も大切。
 
そして時代が進んた今、
これらの境も良い意味で曖昧になってきている。
これからも追及していこう…と思ったのでした。
 
 
 
宮城聰さんのラジオ。
 
語り口調がとても穏やかで、
ユニークながら明るい展開で、
結論を押し付けることもなく。
 
毎週30分の独特の世界観に、
すっかりファンになってしまいました。
 
 
静岡県民でない方は、ラジオアプリradikoから聴けます
アート好きの方は、
ぜひチェックされてみてくださいね!
 
 
 
 
 
(スタッフ:里沙)
 
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クリニック設計専門サイトにて、

 

コラム

(↓クリックするとページへ移動します)

「土地の条件」が、新築開院の準備期間を左右する話

をアップしました。

 

新築工事の事前手続きと言うと、「確認申請」をイメージされる方が多いかもしれません。
しかし「土地の条件」によってはそれ以前に特別な手続きが必要で、1年近くかかることも…。
 
土地探しと設計の密接な関係についてもお話ししています。
ぜひ、お読みになっていただけたらと思います。
こんにちは。
スタッフ 里沙です。
 
先日、とてもインパクトある
「倉庫」が完成しました!
 
IMG_3262_edited.jpg
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木造トラス構造が美しいこちらの倉庫。
基本デザインは
株式会社 ケイズインテリア様
(浜松市南区「リフォームのケイズ」様)です。
 
今回の施工者でもあり、
建築は会社の倉庫として使用されます。
 
 
私たち和楽舎は、
このデザインを実現させるべく
実施設計を担当させていただきました。
 
 
施工されたケイズインテリア様にとっても
設計・工事監理担当の私達にとっても
新しい試みが多く、
大変エキサイティングなお仕事でした。
 
 
例えば木材の接合方法は
少しでも違えば構造に大きく影響するため、
細心の注意を払いながら相談したり。
※施工するのは、本当に大変だったと思います。
 
 
設計初期の段階から考えても
構造をはじめ、
各種法律・条令などなど応用編の内容が多く、
私としても大変勉強になりました。
 
 
そんなドラマを経て、
実際の現場でトラスが組み上がっていく様子は、
それはもう
圧巻の一言でした!
 
PB280056.JPG
 
ケイズインテリア様のwebサイトでは、
建方(木材組み立て)の様子が動画で見られます。
そちらも是非ご覧になってみてくださいね。
 
 
 
ケイズインテリア様、
この度はご竣工おめでとうございます!
 
 
 
 
(スタッフ:里沙)
 
 

 
 
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