NEWS

こんにちは
スタッフ初瀬です。


今回は私がお世話になっているアプリについて話そうと思います。


まずは『建築マップ』。

私は元々外に出かけることが好きで、
目的地を決めるためや、目的地周辺にある見どころのある建築物が
知りたいと思って探したアプリです。
こんなアプリを求めていた!という感じです。

有名建築から意外と知らない名建築までの
設計者、竣工年、受賞した賞などの情報が載っています。
数多くの建築物が掲載されています。

静岡県全体で見ても、浜松市だけでも思ったより沢山の数があって驚きました。

仕上げ材、寸法などは載っていないので、
まずこのアプリで建物の存在を知って、
インターネットや本で詳しく調べるという流れです。

あんまり色々な所を見ると出かけたくなってしまうので、
最近は見るのすら自粛気味です。



次は、椅子図鑑『ムサビのイス』

建築とも関わってくるインテリアですが、
建築に合わせて作られたものなど、椅子物語はとても興味深いのです。

私がそもそも椅子に興味を持ち始めたのは里沙さんとランチに行った時のこと。
お店に並んでいる椅子の名前を教えてくれたことがきっかけでした。
そこから、変わった椅子を見ると教えてくれたり、自分でも興味を持ち始めました。

これも椅子図鑑みたいなアプリないかなと思いながら探して見つけたらあったものです。
写真から名前を知れるので、実際にあったものをそこから探すことが出来ます。
名称だけでなく、椅子の技法や説明まで書かれていて、とても楽しいアプリです。
3Dで表示されて、実際に部屋の中に置く想定の画像が表示出来たり無料なのに高機能な気がします。


他にも照度測定アプリや、水平器、スケール定規など
気になったらアプリを使っていつでも大体の数値を測れるようにしてます。

UUCG6560.JPEG


アプリなら道具そのものを持っていなくても、
スマートフォンなら一台で色々な測定、
インターネットを使えば検索出来て有効活用中です。

以上、私のお世話になっているアプリの話でした。



(スタッフ:初瀬)


 

こんにちは。スタッフ・辻村です。
 
自宅の住宅用火災警報器の点検をしました。
本当は年に2回ほどした方がいいそうなのですが、緑のランプが点灯しているので特に何もしてきませんでした。
10年経過した住宅用火災警報器は交換時期と聞くので、念のため確認してみました。
 
説明書が見当たらず、ネットで調べると紐のついているタイプは、紐を引くだけでよいとのこと。
 
住宅用火災警報器 設置時期2009年の文字!
 
実際引いてみると…
警報アラームのあと、「正常です」と女性の声でアナウンス。
 
良かった、まだ使えるかもと思ったとき、
隣の部屋、階段と次々に住宅用火災警報器が「正常です」「正常です」と鳴るではないですか。
あ、うちの住宅用火災警報器、連動タイプだったんだ。と初めて知りました。
しかも電池式ではなく、電源直結式。
交換するとき、電気工事士さんにお願いしないといけないタイプですね。
もっとも階段の住宅用火災警報器は、直下の階段の踏板から3.5mの高所に設置されているため、手が届きません。
 
階段の住宅用火災警報器
 
なぜこんな場所に設置したのか…。
メンテナンス性を考えて、階段を上がり終わった天井に設置するなどの配慮が欲しいところです。
 
初めて点検してみましたが、思っていたよりずっと控えめの警報音でした。
防犯ブザーレベルの警報音が流れないと寝ているときは起きられないかもしれません。
(目覚ましアラームは爆音でないと起きられない人間です)
 
今回は異常ありませんでしたが、設置後10年を経過しているので近いうちに交換を検討しようと思います。
 
ホームセンターをのぞいてみましたが、熱式・煙式の二種類の住宅用火災警報器が置いてありました。
浜松市は、「煙式」を寝室・階段(2階以上に寝室がある場合)に設置する義務があり、台所は努力義務(設置に努める)となっています。(市町村によっては台所も設置義務がある場合も)
寝室・階段には「煙式」を設置することとなります。
(悪質訪問販売には、十分ご注意ください)
 
簡単に点検できますので、ご自宅の住宅用火災警報器チェックしてみてください。
 
(スタッフ・辻村)
 
 
 
 
 

先日、地鎮祭にお招きいただき出席しました。

 

建設予定の建物は

「消防団浜松第9分団」

の新庁舎。

 

昨年、浜松市より委託を受け設計させていただきました。

 

工事監理者の方と一緒に鍬入れ。↓

123012801_896780434188525_9069646108168385666_n (1).jpg

 

日本書紀にも記録のあった地鎮祭は、

古来は神社仏閣が建つ際に行われた神事や仏事でした。

江戸時代の後半になって、現在のような建築の儀礼となり普及したと言われています。

 

時代は巡り、コロナ渦も影響して伝統儀礼のやり方も変わりつつありますが、

変わらず地域の方々を見守り、活気を添える建物として

安全に完成を迎えていただきたいと願っています。

 

 

----

 

 

 

 

 

京都和束町リノベーション 骨組み、整いました

2020/10/26

京都和束町 住宅リノベーション,住宅

こんにちは。

スタッフ里沙です。

 

9月に着工した京都和束町 住宅リノベーション

 

着工前のブログはこちら:

「京都和束町のプロジェクト、始まります」

 

いま、耐震補強や増築部など構造に関わる工事を終えて

仕上げの下準備に入っています。

 

1.JPG

2.JPG

 

耐震改修計画では建物の箇所ごとに適した補強方法を計算・指定するため、

いざ解体したら部材が想定外の付き方をしていた場合など、

微調整や再検討を要することもしばしば。

逆にその段階を乗り越え下地が整ってしまえば、

それ以降の工事スピードは格段に上がります。

 

これからタイルや床材も張られ、

信楽焼や吉野杉の造作物が入り…。

お施主様の中でも生活イメージがより具体的になり、

ワクワク感がさらに募っていくはず。

 

仕上げ編も、どうぞお楽しみに!

 

 

(スタッフ:里沙)

 

----

 
 

 

こんにちは。

スタッフ里沙です。

 

 

キンモクセイの季節になりました!

 

自宅のキンモクセイも、

華やかな色と香りで楽しませてくれています。

 

122150172_715987805711498_8650197523201038044_n.jpg

 

このキンモクセイは、なんと樹齢約60年。

 

一緒に暮らす78歳の義母が、

新婚時代に「結婚記念樹」として購入したものなのです。

家を建て替えても、思い出のキンモクセイだけは毎年毎年、

この土地で咲いてきたのだそう。

 

苗木は「鴨江観音」のお彼岸、「お鴨江まいり」で購入したとのこと。

今も毎回出店が並び、浜松市内でも有名な行事ですが、

当時はさらに賑やかでデートスポットにもなっていたようです。

 

この60年で、人間を取り巻く環境は大きく変わりました。

それでも同じ場所で、美しさを増しながら咲き続けるキンモクセイに、

畏敬の念すら抱きます。

 

※キンモクセイは、日当たりと風通しが良く温暖な環境が適しているとのこと。

浜松の気候は、キンモクセイの生育にとても合っているのだと思います。

 

ちなみに

自宅は代表・山崎の設計した自邸。

「光と風でおもてなし」

新築当時は「静岡県住まいの文化賞」を受賞し、

今、築20年を迎えようとしています。

 

最大で8人住んでいた家族構成も変化し、

今は78歳の母と夫婦の3人暮らし。

20年経った今でも

冬暖かく夏涼しい、明るく穏やかな住宅です。

 

 

変わらない幸せも、

変わることで生まれる価値も。

どちらも大切にできる建築を

世に送り出すのが、建築に携わる者の役割だと思う日々です。