障子寝室の家

南側外観
下屋のある落ち着いた切妻屋根の外観です。
深めの軒のお陰で、雨の日も窓を開けられ、夏の直射日光も遮ることができます。

玄関ホール
正面の窓から中庭が見えます。
この中庭に面して食堂の窓もありますが、高さを変えることでお互いの視線が合わないようになっています。

居間食堂
食堂側から居間と隣接する和室が見えます。
和室の入口は1間(1.8m)幅の大きな襖で仕切られていて、開けておけば一体として利用できます。

食堂
食堂の窓の外が中庭になっています。
居間の北側に位置するものの中庭に面することで明るい食堂となっています。

寝室
窓に障子のある寝室です。

寝室
障子は一本引きとすることで、開けた時に窓全体が見られます。
一般的には、引違いの障子のため窓の幅の半分しか空きません。

和室
和室にある居間に続く大きな襖です。
大きく一枚にすることで、見た目にもシンプルなデザインです。

階段
木をふんだんに使った階段室です。
木のぬくもりがたっぷり感じられます。

洋室
個室の天井は斜めになっていて、梁の上に照明器具が隠され間接照明となっています。

寝室の窓に障子が納められている住宅です。
フローリング貼りの洋室でありながら塗壁と障子により落ち着いたインテリアの寝室となっています。
歳を重ねたご夫婦は、それぞれの生活スタイルのために寝室の中央に建具を入れ、
ワンルームにもなり独立した個室にもなる可変する形態の寝室を採用しました。
寝室は南面の道路から一番遠い静かな北側にあり、窓も北を向いていますが目の前の擁壁に反射する日差しの効果により、
この部屋は静かで穏やかな時間が流れています。