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吉田桂二の木造建築学校匠組の最終講義がありました。

 

前回の課題の受講生の作品の発表と

吉田先生の模範解答の解説がありました。

 

他の受講生の皆さんの作品を見るたびに

刺激をいただいています。

感謝感謝です。

もっともっと力を付けなければ、

とその時は心に刻むのですが・・・^^

 

先生の模範解答では、

引き出しの多さと発想の柔軟さに感心させれれると共に

一つでも多くのことを吸収したいと感じます。

 

今年度の講義を終え、受講者に修了証が授与されました。

私もいただけてよかったです。^^

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最後に先生と記念写真。

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来年度は、少し形態を変えた講義になるようですが

今後も先生のご活躍をお祈りしています。

 

 

京都国立博物館 その2 です。

 

エントランス前からガラスの箱を見ています。

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庇を支える列柱とガラスの箱の間のスペースは

お寺の軒下か回廊の様でもあります。

 

入口を入ったロビーを上の写真と同じ向きで見ています。

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左にガラス面があり、右に見える石貼りの壁は外から見えていた壁が内部まで

繋がっています。外部から見えたガラスの箱はこの部分になります。

石貼りの壁の奥に展示室があり、左のガラス面の外が外部ですが

その中間のエリアです。

 

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ガラスは、障子のような白いガラスと外部が見える透明の部分で構成されています。

部分的に透明なことで見る位置を絞り込んでいます。

 

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透明ガラスの外には、床に石の貼ってあるスペースがあり

その向こうに水盤、更に庭の池へと連続しています。

 

左には、「明治古都館」

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右には、正門を見ることができます。

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エントランスホールは、3層吹き抜けになっていて

階段があったり

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ブリッジがあったり

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吹抜け空間を色々な方向から楽しむことができます。

ブリッジを渡ると、休憩コーナーがあって

南門からの南北軸を見ることができます。

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ここは、入口横のロビーとも繋がり

色々な空間を見られるお気に入りのコーナーの一つです。

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展示室は撮影禁止なので撮ったものはありませんが

そちらも見どころはいっぱいでした。

 

京都国立博物館 平成知新館を見てきました。

建築家 谷口吉生氏による設計により平成25年に完成しています。

 

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こちらの南門は、三十三間堂の南大門の中心を通る南北軸線上にあり

平成知新館の入口につながっています。

 

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門を入ると南北軸に沿ったアプローチが入口まで真っ直ぐに伸びています。

 

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右には明治30年に「帝国京都博物館」として開館した「明治古都館」が構えています。

 

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以前からある正門から「明治古都館」へ伸びる東西軸と南北軸が

直交する軸線として計画されています。

 

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南面全景

手前の金属とガラスの箱は、石貼りの壁面の高さより低く抑えられ

南の門から近づいていく人への圧迫感を和らげています。

 

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建物の前面には、建物の幅と同じ横長の水盤があり

水面を囲う縁が見えない処理がされています。

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1989年に完成した東京都にある葛西臨海水族園でも同じ手法が取れれているが

そちらは、水盤の向こうに海があり、海と繋がっているように感じます。

完成当時に現地で見た感動が思い出されました。

 

 

入口横には、「方広寺の遺構」について説明されています。

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これによると、門や回廊を示す柱の根石が検出され、

その位置が水盤やアプローチ床面に金属の円環にて表示されています。

 

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つづく

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2015/01/05

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